イタリアのクリスマス ~パネットーネとパンドーロ~
みなさん 初めまして!
永遠の都、ローマのブログをお送りすることになりました福田 敦子です。
ローマ郊外の港町、オスティアから観光に役立つお勧め情報や日常生活のさまざまな話題などを
楽しくつづっていきたいと思います。
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さて、12月も後半に突入。Natale(ナターレ:イタリア語でクリスマス)を前に街もクリスマスオーナメント一色です。
カトリック信者が約9割とされるイタリアでは、クリスマスは伝統的な宗教行事で、キリスト生誕を祝う最も大切な祭日のひとつ。
そして日ごろ教会に通わない、あまり信心深くない我が家のような家庭でも、
イブの夕食と25日の昼食は家族親戚で集まり、皆の健康に感謝し幸福を祝い合います。
そして何より、美味しいものが選り取りみどりな日々・・・。
ということで、食いしん坊な私は毎年この時期を首をながーくして待っています。
なぜならイタリアのクリスマスに欠かせない伝統菓子、パネットーネ(Panettone)とパンドーロ(Pandoro)が登場するから!
最近は日本でもイタリアンバールや輸入食材店などで見かけるけれど、さすが本場です。
どちらもしっとりした柔らかいブリオッシュ生地が主体の大きなケーキで、この時期にしか販売されません。
こちらはスーパーで売られているものですが、シンプルな紙ケース入り、ラッピングバージョン、レトロな缶入りもあります。
500g~1kgを超えるものまでボリューム感もたっぷり。
パネットーネは定番の砂糖漬けフルーツ入り、ピスタチオ味、チョコレート味、レモンリキュール味も。
パンドーロは粉砂糖をかけるだけのものから、チョコチップやクリーム入りなどさまざまです。
また、長友選手が活躍するインテルや、ミランなどサッカーチームとのコラボパッケージまで発見しました。
個人経営のパン屋さんやパスティッチェリア(お菓子屋さん)、高級食材専門店などは、
趣向を凝らした豪華なパネットーネとパンドーロを揃えています。
あああ・・・目移りしちゃう。我が家は大人3人と赤ちゃんの少人数ですが、どうするかというともちろん買いだめです。
乾燥に気をつけて少しずつ切り分け、クリスマスが明けても毎朝パネットーネかパンドーロの朝食を楽しみます。
ちなみに、100g前後のミニサイズもあるのでお土産にもぜひ。
次回はクリスマス直前のローマの様子をお届けします。
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