毎日営業、サン・ジョヴァンニの衣料品&雑貨のオモシロ青空市!

公開日 : 2014年07月19日
最終更新 :

ローマで一番有名な青空市といえば、役に立ちそうもないがらくたなども売っているポルタ・ポルテーゼの蚤の市(Porta Portese ポルテーゼ門の周辺で開かれることから)ですが、実際には市内各地で毎日、多種多様な青空市が展開されています!

今日は年中無休で毎日開かれている、サン・ジョヴァンニのマーケット(サンニオ通りの市場 Mercato di Via Sannio)をお届けします。

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↑ 市場が展開されている場所です。地図内の赤線を引いたところにお店が出ています。地下鉄A線、サン・ジョヴァンニ駅から徒歩30秒。

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↑ 衣料品、カバン、アクセサリー、CD、電気製品などの雑貨が売っています。衣料品は新品のものも、古着もあります。古着は道の最後辺りに屋内マーケットのスペースがあり、こちらの内部に多く出ています。一着1ユーロからあり。

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↑ "10"と書いてあるのは、一着10ユーロという意味です。

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↑ 各屋台の主は、バングラデッシュ出身の人が多いです。(例:写真右側の青いシャツの人)

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↑ この部分から屋内施設のマーケットに入ります。写真手前はミリタリーグッズなどのお店ですね。

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↑ フリーマーケットの部分です。古着が多く出ています。"DONNA" とは "女性ものの衣料品" という意味です。

最後に、楽しいショッピングに注意点が一つだけあります!

テントとテントの隙間部分に、段ボール箱などを利用してあたかもマーケットの出展者かのように混じって物を売っている黒人さんが大勢いますが、彼らから商品を絶対に購入しないようにして下さい。

売っているものは偽ブランドの運動靴、カバン、財布、時計、ベルト、携帯電話関係の製品、アフリカの工芸細工などで、この市場に限らず、イタリアではこれらの商品を購入した人も罰せられます。

(*写真5枚目の、手前左右の商品が実はそうです。運動靴が見えますか?隣のテントの商品と高さを揃えてありますが、バナナのダンボールを立ててその上に薄い板を置き、白布をかけたものに商品を並べていました。買ってくれ買ってくれとかなりしつこかったですが、どう見ても運動靴のサイズが合いません・・・。)

ここのマーケットでの見分け方は簡単です。売人は100%黒人さんであること。鉄筋で出来たきちんとしたブースを持っていなく、プラスチックの野菜ケースなどを立てた上に板をのせて商品(盗品)を並べたり、地面に直接布をひいて売っています。警察が抜き打ちで頻繁にやって来るので、その時は目にも留まらぬ速さでダンボールをたたみ逃げて行きますが、30分後にはまた元の位置に戻ってきます。

このサン・ジョヴァンニのマーケットの営業時間は、月曜日~水曜日、金曜日、日曜日は午前8時~午後2時、木曜日と土曜日は午前8時~午後5時までです。

お店によって閉める時間が若干違いますので、午前中に訪れれば確実に市場を楽しむことが出来ると思います。

この時期は安価で水着も売っているので、イタリアで海水浴や湖水浴をしてみたいなぁ!なんて急に思われた方も大丈夫ですよ!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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