サンフランシスコマラソン

公開日 : 2010年07月27日
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7月25日(日曜日) 市民マラソン大会がありました。  北半球の夏休みにマラソンができるほど涼しいという事なのですが、大会当日朝に気温は、54°F(11〜12℃くらい)。

服装は、毛糸のタートルネックセーター、厚手の長いコートを着て出掛けました。

『アメリカ陸上競技連盟』 公認大会で、ボストンマラソンの予選レースでもあります。  

以外に真面目なレースなのです。

何故か?  この街毎年5月第3日曜日(今年は16日でした) ”ベイ・トゥ・ブレーカーズ” という12kmレースがあります。  招待選手も含めて2万人ほど参加者があり、今年の優勝者、男子のタイム34分15秒。  女子が38分7秒。  しかし、この2人がゴールテープを切ってもまだスタートしていない走者もいます。  記録を狙う人、早さだけではない人、それぞれの目的で参加しますので、かなり人気が高く、常連参加者は、毎年衣装に工夫を凝らしています。  ロードレースながら 『走る仮装大会』 この大会の注意事項の一つに ”走者は必ず着衣の事”

そのレースと比べると、超・本格的レースです。

今年の優勝者は、キース・ベクトル氏。  一ヶ月半前に大会申し込み、何と大会記録を破る2時間23分28秒でゴール!  優勝者だけの名誉ゴールテープを切るはずだったけど用意する前にフィニッシュラインを踏んだのです。  アララッ!なんて事。

すぐ後にゴールテープと記念撮影をしていました。  関係者の心遣いですね。  当の本人は、1着のメダルも重要だったようで、メダルとテープと一緒に写っていました。

ベクトル氏にとって初マラソンでした。  DJの方も経歴探しに一生懸命。  いかに ”ビックリ的存在” なのかを伺わせます。 →ゴルフでもありましたね。

まだ、真っ暗な5時30分、エンバカデロをスタート。  オレンジ色の街灯の中をフィッシャーマンズワーフ、マリーナ地区。  そしてゴールデンゲートブリッジを往復。

「吊り橋を走ると揺れるから酔っちゃうのよ。」  と今回の参加者、マラソンフリーク女史が教えてくれました。  エッ!知らなかった。

様々な困難を乗り越えて戻って来たランナーさん達、ヘトヘトになりながらも達成感に満ちあふれた表情でした。  42,195キロを歩けと言われてもできない私には、ただ敬服の気持ち。  

この大会は,ハーフマラソン、5K,チビッコレース(マンチキン・ファン・ラン)等あります。  5キロコース参加者は、親子、夫婦、お友達が日頃のジョギング成果の発表会みたいでした。  日本から参加された方は,素敵なユニフォームでした。  そしてやっぱり大変ユニークな格好で参加されたも見受けましたが、ランニングシューズは、かなり履き込んだ物でした。

2011年は、7月31日開催。  www.thesfmarathon.com

ベイ・トゥ・ブレーカーズ  http://baytobreakers.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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