壊れたFAXの行方 "Recology"

公開日 : 2011年12月08日
最終更新 :

ついにFAXが壊れた! ⇒ 家電製品を処分したい時、家(コンドミニアム)では、年に数回回収業者がやって来るのでそれまで待つか。  連絡をして回収当日指令された場所(歩道の隅)に置いておく。 のいずれかですが、新しいFAXの置き場所の関係で、自らリサイクルセンターに持ち込む事になりました。

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これから雰囲気は良くなるであろうエリアですが、現在は少々怖い場所。

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建物内は、車両、クレーンの音、埃が立たないように放水している音、一種独特の空気が流れ、無表情で作業をしていました。

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Recology 社(リサイクル+エコロジー=リコロジー)が、現在市内のゴミの回収・分別を行っていて、従って有料です。  家は共益費に含まれているので実際幾らなのか分かりませんが、知人宅(一戸建て)では一ヶ月50ドルちょっとだそうです。  サンフランシスコのリサイクル率は77%、全米でもトップレベルで、ZERO WESTE ゼロ・ウエスト 名付けてゴミゼロ運動を推進しています。  日本からでは笑われちゃいそうですが、"3種類の分別" は全米で最も細かい分け方です。  各家庭に堆肥用小さなバケツと写真付き分別一覧表が配布されて英語、中国語、スペイン語で表記。 公共施設内のゴミ分別もほとんどの所で行われていて、レストランでは堆肥可能な容器を使うよう指導、3年前からは大手小売店ではプラスティック製袋(ビニール袋)は禁止となっています。 

話は、ずれてしまいましたが、エコロジー受付では、「今回は無料でいいです。」  本当は幾らなのか知りたかったけど、あまり長居は無用と感じ何かの機会にきいてみようと思いました。 

事業ゴミ、建設廃材の規定などは、サンフランシスコと日本とは違いもありますが、日本のゴミは8割近くが 『焼却』 と聞きました。  ちょうどサンフランシスコのリサイクル率と同じ割合なのですね。   

『REUSABLE ITEMS』 に 「また違う形で再会しよう。」 とFAXを置き、広大な施設内の門を出ようとすると‥。

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廃材を利用して作られた多数のオブジェ群が! ノイ・バレーの公園、ナパの "ドン・ジョバーニ(レストラン)" にも似たようなオブジェがあるけど、丘の上は、何か物悲しい雰囲気が漂っていた。  そして、『鉄くず人形』 に作業員さん含め我々全員、見下ろされているようにも感じました。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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