至難の業かっ! 家賃10万円。

公開日 : 2012年03月28日
最終更新 :
Odai Mar.jpg

1ドルを百円として、一ヶ月の家賃10万円=家賃だけで$1000の "住居" を探してみました。

FACEBOOKのザッカバーグ社長が、「住んでいる物件を見つけた。」 とコメントしていたサイト。  家賃が高いと言われているサンフランシスコ・ベイエリアですが、それでも何件か出てくるのではないか?

"サンフランシスコ市内" "4件" ⇒ 予想通り厳しい結果となった。  

①2ベットルームの一部屋。$1000

②インロー(半地下)のベッドルーム、バス共同。$750

③インロー(半地下)のステューディオ。$1000

④シングルワンルーム(出入り口別の一部屋)キッチン・バス共同。$895

"カレッジ・大学近い" "バス停・バート駅近い" というコメントが載っていて、どんな人たちが住んでいるのか見えてきますね。  エリアとしては、今後更に開発が進み、住みやすい環境になっていく地域です。  単身赴任の方は、会社からの住宅費 "+自己負担" で海外赴任中サンフランシスコを楽しもうということで、市内ソーマ地区にステューディオ(1K)を借りている方もいらっしゃいます。  家族で住む場合は、間取り的にも郊外になるのが現状のようです。

では、一ヶ月$1000のアパートは、どこまで行けば借りられるのか?  地下鉄・Bart に乗り東へ向かう!  SFは、半島の先っちょに出来ていて、ゴールデンゲートブリッジ北側・マリーンカゥンティーは、国内平均年収の高さでトップレベル必然的に家賃は高い。  南は、ザッカバーグ社長も住んでいるシリコンバレーがあり、手頃な物件は、内陸(インランド)方面が見つかりやすいです。

"個人的に間貸し" をしている大家さんもいますが、それを逆手に取られ問題になるケースもあり、なかなか$1000では、至難の業が今の様子。

しかし、 "家賃と治安・コミュニティー" は密接な関係です。   また、サブプライムローンからリーマンショック。  家賃は下落という見解ですが、元が高ければ下がってもねぇ〜。

「昔$3500だったワンベッドルーム、今$2700に下げてるんだけど‥それでも借り手が見つからない。」  ある不動産関係者の嘆き。

本当に嘆きたいのは、こちらなのに。つい、愚痴りたくなる話題でした。

*トップの写真と家賃は全く関係ありません*

今月のお題『家賃10万円の家』

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。