『豪華宮殿・古城巡りとワイナリーツアー』 災い転じて‥‥

公開日 : 2013年07月16日
最終更新 :

5月に "変わったオプショナルツアー" の話題で、この春に始まったばかりの、『豪華宮殿・古城巡りとワイナリー』 ツアーを見つけました。 週末にようやく参加の機会が訪れました。  朝8時45分ダウンタウンを出発しナパへ向かいました。

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このツアー、どんなところを巡るかと言うと‥。

Artesa Vineyard & Winery(アーテッサワイナリー) ⇒ Darioush Winery(ダリオッシュワイナリー) ⇒ Castello di Amorosa(カステロ・デ・アモロサ) お昼は、Gott's(ゴッツ)⇒ "Opus One(オーパスワン)" 約8時間のツアーです。 

参加した日は、オーパスワンがイベントの為休みというので、代わりに "Chateau Montelena(シャトー・モンテリーナ)" 訪問との事。

案内をしてくださったのは、このツアー発案者でもあるKさん。  若いわりに落ち着いた話しっぷり、参加者は、3世代家族、親子連れ+私の合計9名。  天気の話、葡萄の話、ちょい脱線話をしている間に最初のワイナリー "アーテッサ" に到着。

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カルネロスの丘陵地の一角、まさに "丘の中" にそのワイナリーがありました。  駐車場から少し階段を上がります。  手すりの溝に細く水が流れ、青空と流水のさわやかな音が、一時間前の曇り空をいっぺんに忘れさせてくれました。  玄関脇のプールみたいな噴水の向こうには、波のうねりのような葡萄畑が広がり完全に別世界に入ってしまいます。

建物の中は、

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地中に作られているので柱が多いですが、圧迫感や邪魔になっているわけではありません。  天窓を作った事で開放感を感じ、陰影がまた外観とは違う印象を与えます。  テイスティングルームらかもガラス越しに燦々と優しい光が差し込んでいました。

建物自体は1990年代。  ワイナリーのいたるところに、『Gordon Huether(ゴードンヒューザー)』 氏の作品が展示されていてギャラリーとしても使われていました。  ナパにもスタジオがあるそうです。

ずいぶんシャれたワイナリーでした。  30分ほど後、ダリオッシュに向けて出発。

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洗練されたアーテッサに続いて、ダリオッシュ到着。  真っ白なテントと、車寄せに係の方が一台ずつドアを開けてお客さんを迎えていました。  なんと丁寧なスタッフでしょう‥。

ここは、映画 「Sideways」 の日本版「サイドウエイズ」 では舞台にもなったワイナリーです。  創設者は、1970年代にイランからアメリカに移住し、LAを起点にトップバリュー等のスーパーマーケットを20軒以上を所有した勝ち組です。  故郷では、趣味ワイン作っだった事もあり1997年から本格的にワイン造りを始めました。  わいなりーは、古代ペルシャ宮殿をイメージした立派な建物で舞台みたい。

200ドル近くするようなワインをお味見できると思っていたのが、イベントの為本日は中に入る事ができなかった。   

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このハプニング、Kさんの決断は‥。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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