自動車も地産地消 Tesla(テスラ)

公開日 : 2013年11月09日
最終更新 :
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11月に入り朝夕はめっきり寒く‥と言ってもサンフランシスコの冷え込みはささやか。  10時すぎポカポカと暖かくなった頃、ツインピークスの丘で車の撮影が行われていた。

カーブの白い車が、"TESLA Model S"  遠くの赤い橋は、ゴールデンゲートブリッジ。

>>>> 偶然、先日車の記事見ていたら、シリコンバレーのエリートお金持ちが、乗りたがっている乗用車、つまり売れ筋が、メルセデスでもジャガーでもレクサスでもなく、この "Tesla(テスラ)" と書いてあった >>>>

自動車情報サイトでの話で、雑誌フォーブスの不動産価値の高いZip Cord(ジップコード、日本の郵便番号)上位25地区のうち8地区で、今年1月から8月に最も売れた車なのだそうだ。

テスラモータース本社は、Palo Alto(パロアルト)シリコンバレー、スタンフォード大学のある街、リチウムイオン電池で走る電気自動車(EV車)のメーカーで、工場も近くの Fremont(フリーモント)という街。  ここは、元・NUMMI(ヌミ)2010年10月までGMとTOYOTAの合弁の生産工場だった場所で作られています。

1位、Atherton(アサートン94027) 15.4%、

2位、Los Altos Hill(ロスアルトスヒル94022) 11.9%、

9位、Portola Valley(ポートラバレー94028) 11.2%

(2013年1月〜8月)

これは、その街の住人の新車登録のパーセンテージ。 パロアルトの近所のアサートンで15.4%トップ10中3つの街が入っている。  全米で最も売れている車フォード、Fシリーズでも全米シェア4.7%でしかない事を考えると、異常な人気ぶり!

シリコンバレーで生産された車が、ベイエリア(の富裕層)で消費、使われているなんてまさに、"地産地消" ではありませんか?!

農作物だけではとどまらない地元意識を感じる。

一台約7万ドルの高級車ですが、カリフォルニア州でテスラ(EV車)を買うと、7500ドル国から控除、2500ドル州から控除受けられるので、1万ドルは差し引きされます。  一人でもカープールレーン(乗り合い車専用レーン)が走れる嬉しいオマケ付き:)

シリコンバレー生まれのテスラ、日本では富裕層のステータスシンボルとなるのでしょうか?

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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