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アメリカ/サンフランシスコ特派員ブログ 美丸(Mimaru)

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2014年11月26日

一家総出でおもてなしワイナリー Nichelini(コスパ度☆☆☆)


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一家総出でおもてなしワイナリー Nichelini(コスパ度☆☆☆)

nichelinecard:s.jpg


11月後半、感謝祭、そしてあっという間にクリスマス。
それと同時にギフトだカードだとか慌ただしくなるアメリカ。
先日、ワイナリーから一葉のハガキが届いた。
『Nichelini(ニッケリーニ)』 先月訪れた小さなワイナリーからだ。


ワイン通のサムさんの案内でこのワイナリーに行った事を思い出した‥。


彼は昔、Lake berryessa(レイク・ベリエッサ)でジェットスキーをブイブイ言わせて遊んでいたそうな。  その時から気になっていたワイナリーらしき所があった、何回行っても閉まっている。  更に知っている場所にもかかわらず見つけられない事もあり "秘境のワイナリー" と呼んでいたその場所を絶対に確認したいという。  

lakeberryssa:s.jpg  
『Lake Berryessa』  約一カ月前の風景、エメラルドグリーンとサファイアブルー‥たして2で割ったらこんな色なのか!ここでジェットスキーはたまらんなぁ〜。


 
128号線をRutherford(ラザフォード)方面に走ると、ゲートが閉まっている『Somerston』(3450 Sage canyon Rd)と言うワイナリーの看板をみつけた。  一か八かでインターフォンを押したらカートに乗った兄ちゃんがにこやかに現れ 「閉まっているのでまた今度お願い」 と撃墜。  サムさんがっかり落ち込む‥人の記憶の曖昧さか? でも違うような気もするという。 いずれにしても
アポイントメントオンリーのゲートは硬いのだ!


落ち込みながらも曲がりくねった林道をラザフォード方面に向かっていたら、角っこから肝っ玉母さん風の女性がこっちこっちと手招きしていた。  こんなところで客引きなんて信じられない、場所的山賊か盗賊のアジトじゃないか? 何か分からない不安はあったけど寄る事にした。  肝っ玉母さんは、「今日は楽しんでいってね」と日焼けした福々しい笑顔で、いかにも畑仕事してそうなゴツゴツした指で入り口を指差してくれた。


nichelini:s.jpg


急な斜面を下って行くと1890年創業ワイナリー『NICHELINI(ニッケリーニ)』(2950 Sage Canyon Rd) 外から全く分からなかったけどワイナリーだったので早速試飲。


1245:s.jpg

種類は4種。
2012 Old-Vine Muscadele
Roman Press White
2010 Wm. Block Zinfandel
2011 Reserve Petite Sirah


ユニークなラインナップだけど、どれも優しくて滋味溢れるおふくろの味系、美味い。  肝っ玉母さんの節くれだった手がかかってる感じがした。  一般的にブドウの収穫はメキシコ系の専門の摘み取り労働者の方が、時期を見計らい一斉に収穫をする事が多く、正直素人の出る幕はない過酷な作業だ。  にもかかわらず "ぬくもり" のある丁寧に出来た感じがするワインばかり。  みんな皆楽しんでワインを注いでいるのが、味見してくださいねの言葉以上に気持ちを感じた。  そして、気になっていたのが、何となくあの人二人とか、こっちの二人とか似た人が何組か働いてる事。  聞けばほとんが親戚縁者、叔父さん叔母さん子供に従兄弟で切り盛りしているそうで、なんと5代続いてるナパ(Chiles Valley)最古のワイナリーだった。  7代目のワインメーカーのAimee(エイミー)さんは、まだ初々しい雰囲気が残るお嬢さんだけど、UCデービス醸造科を優秀な成績で卒業したエリート。  伝統を維持する為に知識や技術が必要な昨今のナパバレーのワイン事情を思うとおふくろワインもテクニックが必要な時代。  彼女や家族の温かさがよく分かるワインばかりだった。     

hotdog:s.jpg  


BBQグリルで焼いたシンプルなホットドッグはお代わり自由で、村のオッちゃん風の方が交代で焼いていた。  その脇にはBocce(ボッチ⇨イタリアの伝統的スポーツでペタンクみたいなボール転がして点数を競うスポーツ)を興じてる人たち。  ルールは全くわからなかったが、皆興奮しているのだけは分かった。


平日は他の仕事をしている人もいる兼業農家(?)なのでパブリックオープンは金土日、それを聞いて探していたワイナリーがここだったとサムさんの確信的な発言で一件落着、コストパーフォマンスが超素晴らしいワインを大人買いしていた(コスパ度☆☆☆)  私も2本購入。  美味しかったこともあるけど、この家族の温かなおもてなしの記念として買った。


1411:s.jpg


秘境ワイナリーで一家総出心温まるおもてなし、立派なケーブや洒落たテイスティングルームがあるわけでもないけど124年続いてる影に家族の強〜い絆を感じた。


ハガキをよく見ると、
《冬のイベント12月6日(土)7日(日)デザートワインの新作発表会》
また行ってみたいと思った。。。  


【Nichelini Family Winery】
2950 Sage Canyon Road (HWY128)
オープン金土日11時〜夕方5時
月〜木は予約のみ
電話 707−963−0717

http://www.nicheliniwinery.com

(お題:あったかエピソード)

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2014年11月26日
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      美丸(Mimaru)
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