お菓子の家は魔女の家 Hexenhausヘクセンハウス

公開日 : 2014年12月24日
最終更新 :
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可愛らしいお菓子の家のコンテスト

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紙に書いて投票。 iPadで作品紹介もされている。

SOMA地区のマリオットホテルのロビー

12月の中頃になると、ホテルのロビーでは、甘いクッキーの香りが漂う。  ジンジャーブレッドハウスがあるホテルは、玄関に入るとクッキーの香りでいっぱい。

ホリデーシーズン到来だ。

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老舗ホテルフェアモントホテル

各国の要人達御用達ホテル、サンフランシスコのicon(アイコン)的ホテル。

そしてここも、グリム童話 "ヘンゼルとグレーテル" に出てくるようなのお菓子の家がある。  ジャンジャーブレッドを壁や屋根をつくり、チョコレート、マシュマロ、グミ、粉砂糖とかお菓子の材料で飾り付けして一軒家が完成。  フェアモントホテルは、1908年から毎年作り続けていて、以前は小さかったけど2006年からは等身大のお家になった。  子供が喜ぶのは分かるけど見てると親御さんの方が興奮気味、果たしてパパママは、ヘンゼルとグレーテルの話をしたかどうかは分からんけど、童話ではお菓子の家って魔女の家だった。  お菓子の家を "ヘクセンハウス" と言ったりするけど、直訳は魔女の家らしい。  

欧米のクリスマスの風物詩、その頃の食べ物『ジャンジャーブレッド』生姜を使った洋菓子。  各家庭で焼くことが多いけど、パン屋さんスーパーでも簡単に買える気軽な季節のお菓子。  期限は古代ギリシャ時代らしいから大昔からあったお菓子だ。  柔らかめに焼いた物をジンジャーケーキ、固めのクッキー状に焼き上げた物をジンジャーブレッド、ジンジャークッキーと呼んでいる。

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近くで見てみると‥ 紅白のキャンディー、小さなグミ、そしてお人形型のジンジャーブレッドが使われていて、煉瓦の目地は、お砂糖を固めたもの。

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本物のグミかどうか取っちゃった跡、かじって確かめたと思われるマシュマロは元の色むき出しだ! ちょっと痛々しいけど、気持ちは十分わかる。  

では、日本では定番のクリスマスケーキみたいなのってここではどうなのだろうか?  "ブッシュ・ド・ノエル" "イチゴのショートケーキ" みたいなデコレーションされたケーキでお祝いするかと言えと案外そうでもなく、ナッツやドライフルーツの入ったタルトのようなケーキやパンを食べる、あるいはパイにして食べる‥といった程度。  案外地味なケーキで、感謝祭と同じくパンプキンパイを作る家もあった。  アメリカ人が、日本のデコレーションケーキを「ファンシー」「ビューティフル」と褒めるのは大いに納得できる。 もし日本と同じようなクリームたっぷりのフワフワしたクリスマスケーキを食べたい場合は、ケーキ屋さんで注文するか家で作るか。  もし見つかるとすれば日系、アジア系スーパー食材店、セーフウェーのケーキコーナーといった所かも‥。

あ〜日本のイチゴの乗った白いフワフワのクリスマスケーキ懐かしい。

(お題:クリスマスケーキ)

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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