3年ぶりの風景 世界遺産の隣スタニスロース国有林の山火事の跡
この風景
夏だから?干ばつだから? こんな茶色いのかと思うちゃうけど、3年前は一面真っ黒焦げの色だった 『リムファイアー(Rim Fire)』 と名付けられた自然火災は、シェラネバダ山脈最大、カリフォルニア史上3番目の規模の山火事だった場所。
3年ぶりに眺めてちょこちょこ見える緑は、山が生き返ってるのが分かる。
3年前にはなかった "リムファイアー(Rim Fire)オーディオツアー" の看板
もっと当時の火事の様子分かると思う。
"変な紅葉" でこの火事の事ちょっとお話ししました。(いやぁ本当ちょっとだった)
これは、3年前の写真↑
やけ落ちず2本の木が頑張ってスクッと残っていたので記念に写真撮ってた。 津波にも耐えた一本松というのがありましたが、似たものを感じて撮った記憶がある。
先日の写真↑
角度は違うけど、前後の撮影写真とかガードレールとかヨセミテのガイドさんにも聞いてみて、おそらく同じ場所だろうという場所に2本ありました。 まだ残っていた!
先日の車窓からの写真↑
未だいたるところに火事の爪痕は残っているけど、それでも下草が生えたり、木の緑が蘇ってる様子がうかがえる。 自然災害って(実は火事の原因は違法な場所でのキャンプファイヤーだったけど)時間はかかってるけど復活ていくんだなぁと感心した。
2013年10月(3年前)↑は焼け落ちた木の整理をしていた、確かまだ焦げた匂いがしていた覚えがある。 まさに "木炭の森林" だった。
3年前8月17日午後に発生した火事の現場は、NASAの航空写真にもしっかり映っていて鎮火したのは10月24日だった。
先日撮影の看板、ビスタポイント『リム・オブ・ザ・ワールド(Rim Of The World)』 ここからの景色はとても素晴らしいので、通ったら是非立ち寄って欲しいんだけど、見えてる景色が全部真っ黒焦げだったというのも合わせて想像して欲しい、火事ってとにかく焼き尽くすから...。
3年前の同じ場所↑ 出火場所がここから近い場所だったのでリムファイアーと名付けられた。
隣接しているヨセミテ国立公園へ120号線を利用していく場合はここを通ります。 もしかしてこの火事が心配でヨセミテ国立公園を訪れるのを断念された方、コースを変えた方も多いのではないかな。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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