【番外・ニューオリンズ編】Emeril's 侮れない美食都市NOLA

公開日 : 2016年12月01日
最終更新 :
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ウエアハウスディストリクト(WarehouseDistrict)にある人気店『エメリルス(Emeril's New Orleans)』

NOLAは美食の街だ! 住んでいるサンフランシスコも美食都市と言われているのでとても興味深い。 そしてクレオールクイジーンを一躍有名にさせたカリスマセレブシェフの エメリル・ラガス(Emeril J Lagasse)氏 を知っている人はかなり多いと思う。 そう!フードネットワークなどの料理番組でとにかく賑やかに料理を仕上げる(手もすごく早い)調味料をふりかける時の「バ〜ン(Bam!)」の掛け声は有名。 Emeril Liveだったかではコマーシャルに入る前に必ず「Kick it up a notch」と言うんだけど「キックラウン」ってしか聞こえず、アメリカ人になんて言ってるか聞いたら "盛り上げようぜぇ〜" みたいな意味でスラングである事が分かったけど未だにそんな風にしか聞こえないんだ。

彼自身のレストランでちょっとオシャレをして出かけた(といってもカジュアルエレガンスでOK) 

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セラーが立派 @@: ワインリストも素晴らしそうで楽しみですぅ〜。

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一般的にナイフの刃は内側に向けるのですけど、カトラリーの置き方はユニークですね。

さて、ハイエンドなレストランは、シェフティスティング(Chef Tasting Course)プリフィックス(Pre-Fix Course)"おまかせコースしかない" というのがサンフランシスコ/ベイエリア。 なので真っ白いクロスでメニューを真剣に覗き込むのが新鮮な気分、本来レストランってお客が食べたい料理を決めるもんだよねとしみじみ感じた。 これだけでエメリルス気に入ったぜ☆

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ブリオッシュ、フォカッチャ、バターロール、一口サイズがとても食べやすいし見た目にも楽しい。

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アラカルト(a la carte) のみなので自分で選べる嬉しさのあまり『亀のスープ(Turtle Soup)$8』頼んでしまった。 適度にスパイスが効いているけど辛いわけでなくこれ美味いわぁ〜、すっぽんスープのイメージだったけど見事に覆った。

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辛そうな色目でも全然辛くないしスパイスの奥深さがじっくり味わえる"シグネチャーディッシュ" 『シュリンプバーベキュー(Emeril's N.O.Barbecue Shirmp)』 バーベキューソースもパンにつけて食べちゃった。

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『スウォードフィッシュ&ペンネパスタ(Paneed Gulf Swordfish)$30』

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『ソフトシェルクラブ&ベジグリル(Soft Shellcrab)』

揚げ物だけど、思ったほどしつこくなく、付け合わせの野菜が何気なくちゃんと野菜の味がしている。

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さて、ワイン。 

サンフランシスコ/ベイエリアのレストランでは、やはりカリフォルニア、オレゴンあたりが主流。 各レストランのワインリストみると圧倒的にカリフォルニアが中心なのは場所柄もある。 しかしNOLAのレストランのワインリストを見るとフランス領だった事もあるかフランス産・ヨーロッパの種類が圧倒的に多くなっているのがとても興味深い。 それでもやっぱりナパ/ソノマを探してしまう私たち "Shafer 2005 Merlot" カルトワイン的な存在のワインしかも2005年ビンテージ。 大奮発、清水の舞台から転がり落ちるように頼んだ。 軽く煮詰めまだ果物感が残るベリージャムみたいでシルキーさもまだまだイケる! カリフォルニアを感じる一本でゆっくり時間をかけて飲めるワイン。  

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〆・デザートは『バナナパイ(Emeril's Banana Cream Pie)$8』 これは二人で分けっこで十分満足。 思った以上に甘さ控えめでバナナ切って並べましたぁ〜てフレッシュ感抜群。 見事別腹に収まった。

フランス料理の流れをくむクレオール料理、こんなに洗練されているとは目からウロコが落ちた。南部料理はカロリーが高そうなイメージがあったけど、野菜の鮮度もいいし揚げ物が全くしつこくない。 こりゃ侮れませんぞ!!NOLA2日目の夜のディナーだったのだけど 滞在するのが楽しみになりました。

かなりの人気店なので要予約。 サーブする方もホスピタリティー溢れてるいいレストランです。

【Emaril's】

住所;800 Tchoupitouras ST New Orleans, LA 70130

電話:1-504-528-9393

営業時間:月〜金11:30〜14:00 18:00〜22:00 土日18:00〜22:00

Web:http://emerilsrestaurants.com/emerils-new-orleans

【Shafer Vineyards】

住所:6154 Silverado Trail Napa, CA 94558

電話:1-707-944-2877

Web:http://www.shafervineyards.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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