ホームレスに声をかけられた場合の対応
夏の観光シーズン。サンタモニカを訪れる観光客も増えているようです。サンタモニカに住んでいると、ホームレスに出会うことはほぼ毎日あります。観光で訪れる方も必ず一度は遭遇するのではないかと思われるホームレスとの一場面。ホームレスだからと言って危険だとか怪しいと決めつけてしまう必要はありません。はっきりと意思表示をするとほとんどのホームレスは問題なく立ち去ります。今回は、日常でホームレスに声をかけられた場合の対応の仕方を紹介いたします。
1.まず物乞いをしてきた場合。
「Do you have some change?」(小銭ありませんか?)
「Do you have some food?」(食べ物ありませんか?)
対応の例。
「I'm out.」(何もありません。)
「Here you go.」(これあげます。)
2.もっと具体的に物乞いをしてきた場合。
「I need to take a bus and I need a dollar. Do you have a dollar?」(バスに乗るために1ドル足りないのです。1ドルありますか?)
対応の例
「I don't have anything. I'm sorry.」(ごめんなさい。何も持っていません。)
個人的に遭遇した例をいくつか挙げますと、このようなものがあります。
まずレストランでの食後に残ってしまった食べ物をテイクアウトにして、外にいたホームレスにあげようとしたときのことです。
私:「Do you want some food?」(食べ物いりますか?)
ホームレス:「Is this seafood?」(魚介類ですか?)
私:「Yes.」(そうです。)
ホームレス:「I don't eat seafood.」(魚介類は食べないのです。)
これはサンタモニカの高級スーパーマーケット、ホールフーズの外で起きた出来事。
ホームレス:「Do you have Kale salad?」(ケールサラダありますか?)
私:「No, but I have a cookie. Do you want it?」(ありませんがクッキーならありますよ。食べますか?)
ホームレス:「No, I want Kale salad.」(いりません。ケールサラダがいいです。)
小銭が手元にあるとあげる場合はありますが、私の場合ほとんど「I don't have anything.」で通り過ぎます。まったく何も言わずに無視するより、はっきりと意思を伝える方がホームレスもすぐに立ち去ってくれます。何も言わないと、もらえるのではないかという可能性に期待して逆にしつこくなってしまうこともあるので注意してください。それでは皆さん安全な旅を。
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