米国旅行者大幅減少:トランプ大統領の影響

公開日 : 2017年03月20日
最終更新 :
HollywoodSign.jpg

冬も終わり、観光シーズンになりつつアメリカですが、今年の米国への旅行者は大幅に減少しているとのこと。その大きな理由はトランプ大統領によるイスラム国からの入国禁止令の影響で、イスラム国だけではなく世界各国の旅行者のアメリカ入国に対する不安を募らせてしまったようです。当初の入国禁止令は解除されたものの、改めて似たような入国禁止令が出される矢先にハワイ州からの反対によりまだ正式に入国禁止は実行されていません。ですが、前回の突然のイスラム7か国からの入国禁止による混乱で数多くの旅行者に被害が出ました。

その後、禁止令は解除されたもののアメリカ入国の際のトラブルに関するニュースは絶えません。そして、カンザスで殺されてしまったインド人の技術者に代表されるように外国人に対するアメリカ人からの敵対意識の表面化にも繋がってきます。そんな一種排他的な環境になってしまったトランプ大統領の統率するアメリカは旅行者にとっては魅力的ではないのも当然と言えるでしょう。

この入国禁止令に関する議論は最高裁まで持ち出される可能性が高く、しばらく続きそうです。旅行業者にとっては厄介な問題ですね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。