これぞチリの食堂!"ラス・カブラス" 今回は豚足を食す

公開日 : 2015年02月12日
最終更新 :
筆者 : Panchita

チリ料理は色々ありますが、チリに来たら是非行ってみてほしいのがFuente de Soda(フエンテ・デ・ソーダ)。

日本で例えるならば牛丼屋や蕎麦屋といったところで、チリ男子や学生に欠かせないチリ定番の食堂スタイルです。一般的な食堂とは違い厨房の周りにカウンター席があるなどの特徴があり、メニューはサンドイッチなどが中心です。

そんなFuente de Sodaを、世界で最も予約の取れないレストランと言われ2011年に閉店したスペインの三ツ星レストラン"El Bulli"で修業したこともあるチリ人シェフJuan Pablo Mellado(ファン・パブロ・メジャード)氏が開業!メジャード氏はチリらしいチリ料理のお店のアイデアをずっと考えていて、それこそがFuente de Sodaだったのです。

そこで、2014年12月にオープンしたばかりの"Las Cabras(ラス・カブラス)"に行ってきました。Cabraは「雌ヤギ」という意味ですが「若い女の子」の意味もあります。

Fuente-Las-Cabras_Local.jpg

1月後半の平日夜8時過ぎ、バケーションシーズンのせいか、そんなに混んでいません。サンドイッチもいいけれど、せっかくだから家庭料理を食べたいな、と迷いながら注文を始めると...

私「じゃあ、崩れるまで煮込んだ牛肉と太めパスタ(Mechada & tallarines)」

店員「売り切れです」

夫「俺は、豚バラのレンズ豆添え(Malaya chancho & lentejas)」

店員「レンズ豆が終わってしまいました」

私「えー、何が残っているの!?」

と、すったもんだの挙句、このような注文となりました。

Fuente-Las-Cabras_Platos-1.jpg

左:スパイシー豚足(Pernil aliñado)コラーゲンたっぷりで美味しい!骨が大きいので食べる量は思うほど多くないのですが、それでも、大きくこってりで完食ならず。

中上:ピリ辛マッシュポテト(Puré picante)手作りでお芋の味がホクホク。辛さは控えめですが、苦手な人は要注意。

中中:手作りポテトフライ(Papas fritas caseras)これも手作りで美味しい。塩はかなりしっかり振られています。

中下:パンとぺブレ(Pan & pebre)料理に無料でついてきます。パンはあたたかく、ぺブレと呼ばれるトマトソースはシンプルでGOOD!(ぺブレには通常、トマトに加えて玉ねぎ・コリアンダー・唐辛子なども入っていて、お店や家庭によって味が違います。)

右:お皿にのったハンバーグ(1 Fricandela al plato)ふわっとはしておらず、しっかりお肉で食べごたえあり満足。

※サラダを頼むはずがポテト2種類になってしまいました。「横の人が頼んだポテトフライが美味しそうだった」と夫は言い訳するものの、濃い味の豚足には野菜が必要です。

メニューは2枚のみ。生ひき肉(Crudo de filete)、豚ホホ肉(Charchas de chanco)、ひよこ豆煮込み牡蠣添え(Carbanzos con ostions)なども魅力的で、次回チャレンジしたいところ。黄色い下線が今回頼んだ料理です。

Fuente-Las-Cabras_Menu-1.jpg

この日は二人で写真の料理&生ビール(大)&コーラでチップ込2万ペソ(約3800円)でした。なお、会計は席でします。注文明細には推奨チップ額10%が記載されているので、注文した分を払ってチップを別に残すか、まとめて支払うかします。もちろん、おつりからチップが勝手に引かれている場合はチップをテーブルに残す必要はありません。

お店はそんなに広くありませんが、外にはテラス席もあります。

コスタネラ・センターのすぐ近くあり、旅行者にも出張者にもアクセス抜群でおススメです。

そして、一人でも入りやすいですよ!

Fuente-Las-Cabras_Afuera.jpg

場所:Luis Thayer Ojeda 0166, Providencia

(地下鉄トバラバ駅からショッピングモールCostanera Centerに向かい、モール連絡橋のエスカレーターの手前)

営業時間:毎日13:00~25:00

ウェブサイト:Facebook のみ

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