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ドミニカ共和国/サント・ドミンゴ特派員ブログ monalisita

ドミニカ共和国・サント・ドミンゴ特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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前回に引き続き、ハイチの話題。


ドミニカ共和国の通貨はペソであるのに対し、同じ島に位置しながら隣国であるハイチの通貨はグールド。異なる国だから異なる通貨が使われていておかしくないのかもしれないけど、外国人が必ず戸惑うのがハイチドルハイチグールドの違い。


同じ通貨を使いながら、同じ品物の値段が一方では5ハイチドル、もう一方では25ハイチグールドと訳が分からない。何かを買おうとして、100ドルよと言われ、「安いじゃん、100グールドだけでいいの?」と100グールドを差し出すと、これじゃあ全然足りないわよと言われる。じゃあ、いくら払えばいいの?まるで???の世界。


どうして二つの通貨名称があるのかと言うと、1912年からしばらくの間は、5グールド=1米ドルの固定レートであったことに起因する。つまり、5グールドを1ドルと呼んでいたってこと。既にその頃から数十年たって、レートが大きく変わっているものの、未だにハイチドルでの表記や数え方が人々に浸透していて、田舎ではハイチドルでの売買が通常。私の頭の中では、いつも5を掛けたり、5で割ったりしなければならず、暗算能力が衰えてきた最近の私にはややこしくて仕方ない。でも、ってことは、ハイチ人って算数が得意なの??


でも、さすがハイチ人。頭で計算しているわけではないことが分かった。じゃあ、どうやってハイチのグールド通貨を使いこなしているのかと人々の勘定の仕方を見てみると、オヤッと気づくことがある。それは、通貨を額面通りにカウントしていないということ。つまり、5グールドコインを1ドル、25グールド紙幣を5ドル、100グールド紙幣を20ドルなどと完全にハイチドル感覚でお金を扱っているのだ。紙幣やコインに表記されている数字はまるで無視。コインの形と紙幣の色や模様で、何ハイチドルかを覚えている。


ちょっと不思議で変わった文化。ちなみに、2013年8月現在の換算レートは1米ドル=42.5グールド程度と大きく上昇。以前と全然レートが異なるし、外国人にはわかりにくいから、ハイチ・ドルの数え方は早くやめてもらいたいなぁ。。


2013年8月17日

今日は、ドミニカ共和国の隣国ハイチについての話題。


2010年1月にハイチを襲った大震災から、早3年が経過した。去年の時点では、まだ首都の中央公園をはじめとする各所に、震災で住居を失った人々のテント村がたくさん見られていたが、この7月に再び首都のポルトープランスを訪れたら、きれーいにテントが消えていたし、市内の瓦礫も一掃されていた。そして、ひびが入り半壊した国会議事堂も今では、跡形もなく片付けられており、フェンス越しに見えるのは何気なく広がる緑の芝生のみ。国の資金不足のため、新たに国会議事堂を建設するのは、まだまだ先のことになりそうだけど、少しずつ進捗しているのは確かみたい。頑張れ、ハイチ!

(以下の写真は走行中に撮っているので、少しぶれています。あしからず。。。)


テントでいっぱいだった中央公園。今ではすっかりきれいに。


ポルトープランスの道路。瓦礫が周囲に散在していたのが、無くなった。


フェンスの内側にあるはずの国会議事堂は。。。


今回の訪問で驚くとともにとても感心したのが、首都の幹線道路であるデルマ通りの中央分離帯にずらーっと並ぶソーラーパネルの外灯。エネルギー不足はハイチの国の大きな悩みの種で、首都でも停電は毎日。だから、ロウソクや懐中電灯は欠かせない。もちろん、家に自家発電やバッテリーがあれば、24時間電気の恵みを得ることはできるけど、そんなことができる人はほんの一部の人々のみ。

そんなエネルギー不足の国だから、太陽と言う自然の無限の恵みを活用したソーラーパネル付外灯は、とっても役に立っている。こんな風景が、国全体に広がったら素晴らしいんだろうなぁ。


2013年8月15日

日本では、民間企業だろうが、役所だろうが、顧客に対するサービスは効率化されていて、しかも対応が親切。もしそれでもサービスに不満を抱いているのであれば、その人はドミニカに来たらきっと耐えられないに違いない。私も、こっちで暮らし始めた頃は、あまりのサービスの低さに毎日のように愚痴っていたことを思い出す。


待たされて、待たされて、ある部署から他の部署へたらい回しにされた挙句に結局何も解決できないなーんてことは、しょっちゅう。銀行や電話会社、電気会社はもちろん、スーパーのキャッシャーにいたるまで、いつも長蛇の列。待っている人たちも、待つことに慣れているのかと思いきや、「全然前に進まないわねぇ、全くあの人たちは仕事が遅すぎるわ。」とか、「ちょっと、お客とペチャクチャ要らぬことしゃべってないで、さっさと仕事進めなさいよ」なんて文句を言う。その割に、自分の番になると、窓口の人と世間話を始めたり。。。「あれれ、さっき言ってたことはいったい何だったの?」


そして、いつも納得できないのは、従業員は座っているのに、顧客が立って待たなければならないこと。最近は、いろんなオフィスで番号札を取り入れるようになり、自分の取った番号が呼ばれるまで、椅子に座って待つことができるようになってきたのは、大きな進歩で拍手したい。


でも、数時間の待ち時間で済むのであれば、そんなのまだまだ序の口。行政機関のサービスはさらに手ごわい。ある申請に必要な情報を得るために行政窓口へ行くと、担当者によって回答が違ったり、同じ部署にいる職員にもかかわらず、「私は担当じゃないので担当者が来るまで待ってください」とか。朝はいつも長蛇の列で2,3時間待つのは当たり前だから、少し人が減る午後に行こうと、午後3時半ごろに行くと、「担当者はもう帰宅しました。明日また来てください」なんて平気な顔で言う。「4時半に閉まるんじゃないの?他にできる人はいないの?」と聞いても、「明日来て下さい」の一点張り。また、担当者を呼んでくるので、ちょっと待っていてくださいと笑顔で言われ、なんて親切な人なんだろうと思っていたら大間違い。待っても待っても来ないので、さっきの人はどこ?と聞くと、他の人から「もう帰りましたよ」なーんて。こんな経験から学んだ教訓:一つの申請するために、最低3回は同じ機関に行かなければならないと覚悟すること。これが、自分をイライラさせない秘訣。そう思っておけば、2回行って用が足せた場合の喜びが大きいでしょ。


顧客サービスのノウハウは、通常企業や役所が徹底的に従業員に指導しなければならないところだが、残念ながらここドミニカではまだそのレベルに至っていない。医者が問診中にクラッカーを食べ始めたときは、さすがに私も「次からこの医者はやめよう」と思ったけど、お菓子やジュースを飲食しながら、顧客に対応する人なんて普通。


だから、たまに日本に行くと「ここまでしてくれるの?」とサービスの高さに嬉しくなってしまう。海外での生活が長くなるほど、日本人って偉いなぁ日本はなんて素晴らしい国なんだろうと感じざるを得ない。
でも、サービスが低いドミニカも捨てたもんじゃない。待たされている間、知らない人だろうが誰だろうが簡単に会話が始まって盛り上がるのは、今の日本ではなかなか見られない光景である。待ち時間は、社会交流の時間でもあるようだ。


2013年7月22日
2013年6月16日
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2013年5月18日
2013年4月15日
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