
サンパウロに住んでいると、親戚や友だちの子どもの誕生パーティーに呼ばれることが多々あります。
日本ですと、家族で小さなケーキを囲んでささやかにお祝いするのですが、ブラジルはとにかく派手!!
特に1歳を迎える子どもの誕生パーティーは盛大で、自宅アパートのパーティールームでシュラスコをしたり、別荘を借りて泊りがけでお祝いしたり、なかには、子ども用パーティー会場を借り切って、50人、100人、時には200人も呼んでフェスタを開く親もいます(写真上)。

この子ども用パーティー会場は年々増え続け、サンパウロ市内だけでも450ヶ所あるそうです。
各会場の平均パーティー数は月に19回、そして、1回のパーティー費用は来場者に配るお土産代、会場のデコレーション、マジックショーなど各種サービスも含め平均4000レアル(約27万6千円、R$1=69円)。
ということは、サンパウロ市内の子ども向けパーティー産業だけで月間3500万レアル(24億1500万円)、年間4億2千万レアル(約289億8千万円)もの大金が動いているわけです。
さて、この子ども用パーティー会場ですが、「デパートの屋上の遊園地」という感じです。
ミニサイズのモノレールやフリーホール、観覧車、メリーゴーランドなど子どもの遊具だけでなく、カラオケ、ビリヤード台、ドリンクバーなど大人も楽しめるスペースがあります。
会場には数人のモニターがいて、子どもの年齢やその場の雰囲気に合わせてゲームをしたり、ファッションショーを開いたり、ディスコタイムになったりと、なかなかよくできています(写真下)。
ただ、平均4000レアルというパーティー費用は、ブラジル一般庶民のマネー感覚からいうと、かなり厳しいお値段。
だから、止めればいいのに・・・と思うのですが、親たちは血眼になって働いて、愛息子、愛娘のために大枚をはたいてしまうのでしょうね。
日本ではちょっと考えられない、ブラジルのパーティー文化です。
[参考資料]
ポータルサイト『中小零細企業』Mercado de festa infantil movimenta R$ 400 mi/ano
『MagaFestas Kids』プレスルーム