ブラジルのお花マーケット ~CEAGESP (セアザ)でお買い物~
植物が好きです。
手入れの行き届いたガーデニングも、
道端の野の草も、見上げる街路樹もみんな好き。
心癒される、最近お気に入りのお花マーケットをご紹介します。
サンパウロの中央卸市場である、CEAGESP(セアザ)では
毎週火曜日と金曜日のみ
SINCOM FLORES組合員(セアザで取引する生産者・卸売業者の組合)以外の一般にも
解放しているお花マーケットがあります。
マーケットの営業時間は朝5:00~10:30
とっても早いですが、11時ごろから片づけがはじまってしまうので、
今回は8:30から9:00到着を目指して行ってみました。
間に合わないのであれば、
朝食は市場で食べちゃうとか。
でもなんてったって
早起きは三文の徳。
日本では見たことのない、
花なのか実なのか名前さえもわからぬ
こんな植物に出会えたり、
食虫植物を思わせるような
こんな蘭にも出会えます。
小さなスリッパを意味する
Sapatinho(サパチーニョ)
という名前の蘭です。
愛嬌ありすぎます。
せっかくなので、花の名前をポルトガル語でご紹介。
アジサイは
Hortencia(オルテンシア)
カラーは
Copo de leite(コポジレイチ)、
"牛乳のコップ"ですってー。
なにそれー♪
カーネーションは
Cravo(クラーボ)
母の日以外にも
プレゼントしたくなっちゃいます。
チューリップは
Tulipa(チューリッパ)
botequim(ブラジルのbar)で
cerveja(ビール)を頼むときも、
「tulipaくださ~い」って言いますよね。
そう!ビール用のカップは、
かわいらしいお花のチューリップの形から
発想されていたんですね。
なんと!
ダリアは
そのままDaliaで、
バラは
Rosa(ホーザ)ですね。
こちらは
Sete ervas(セッチエルバス)と言って
『7種類の草』です。
マイナスのエネルギーを追い払い、
1年間家を守ってくれるというお守りのようなものです。
ちなみに7種類の草は、
日本でもなじみのある
①Manjericão(バジル)=「喜び、愛」
②Alecrim(ローズマリー)=「純粋」
③Espada de São Jorge(チトセランことサンセベリア)=「強さ、保護」
をそれぞれ意味します。
これら3つのハーブは環境を調和させる、と言われています。
④ Arruda ヘンルーダ
⑤Guiné ギネ
⑥Pimenta 唐辛子
⑦Comigo-ninguém-pode
これら4つの植物はあたたかいエネルギーに満ち、
マイナスの霊気(憎しみ・嫉妬)を作り出す「赤のエネルギー」を追い出すと言われています。
植物が枯れるのは、負のエネルギーを吸ってくれたから、なんて話ありますものね。
いくつか蘭を買って、部屋に飾ったら、
なんて上品な香り。
アロマで芳香浴しているかのようです。
蘭の豊富なブラジルに住んでいて、
なぜこのことに気が付かなかったんでしょう。
蘭の香りに包まれる贅沢。
これから癖になりそうです。
CEAGESP(セアザ)
*曜日によって、一般に公開されていない日・野菜果物中心の日もありますのでご注意を。
花マーケット
毎週火曜日・金曜日のみ 5:00~10:30
Portao 3(Av.Dr.Gastao Vidigal 1946) またはPortao 13 (Av.Nacoes Unidas沿い)の入り口から入ると便利です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。