サンパウロのメトロ（地下鉄）〜意外と（？）簡単＆とっても便利です。
はじめに
地球の歩き方サンパウロ特派員、新任のAline（アリーニ）です。
サンパウロの魅力や現状を、分かりやすくお伝え出来る様に頑張ります。
どうぞ宜しくお願い致します！
今回の話題
記念すべき第一回目の話題は『メトロの乗り方』です。
2010年に黄色ライン（４番線）が開通し、現在サンパウロでは全5線62駅、70.6kmの線路が走っています。
観光や生活の足として、タクシーより安く、バスよりも乗り降りの方法が分かり易いのがメトロ（地下鉄/metrô）です。
個人的に良く利用しており、今後の記事でも「○○駅の近くの」、と書くことが多いと思いますので、サンパウロ特派員ブログ初回は、メトロの乗り方をご紹介します。
本題
路線図は以下リンク先をご参照下さい。①〜⑤がメトロの線です。
（その他は、CPTMとEMTUという別会社が運営する電車ですが、私はまだ利用したことが無いので、今後順次ご紹介していきたいと思います。）
切符の買い方
料金は一律３レアル。自動券売機は無く、青い窓口で購入します。
切符が買える青の窓口
青の窓口で購入出来るチケットは以下の3種類ありますが、メトロのみを利用する場合はUnitário （ウニターリオ）を選びます。
乗車方法
自動改札機に切符を入れたら、切符は回収されて戻ってきません。
改札口
ホームには、次の駅名ではなく、終点の駅名が表示されているので、路線図で行きたい方向の終着駅を確認して電車に乗ります。
行き先の表示 日本の様に、前後の駅名の表示はありません。
電車の中
広告があまり無くシンプルな空間ですね。
電車の中では、携帯電話を操作している人や居眠りをしている人は少ないです。
治安に気を使っているのでしょうか？
降車方法
「次の駅は○○です。」はポルトガル語で、
「Próxima Estação, ○○（プロッシマ エスタサオン○○）」ですが、
車内アナウンスは、流れる時と流れない時がある様な気がします（＾＾；）
ドアの近くに路線図の掲示あり、場所を確認したい場合はこれを利用します。
到着地のホームで駅名を確認してから降りましょう。
便利なメトロカード
日本のPASMOやSuicaの様なチャージ出来る乗車カードも販売しており、旅行中何度も利用する場合は、毎回切符を買う手間が省け、各種割引もあるので、こちらも便利です。
Bilhete Único
メトロ、CPTM、バスに利用可能。メトロの駅、路上にあるキオスク、パン屋さん、宝くじ売り場等で購入し、メトロの駅でチャージが出来ます。
メトロとバスを続けて利用すると、割引があったり（通常6レアル→割引後4.65レアル）、３時間以内のバスの乗り換えは3回迄無料になったりします。
カード利用料としてはじめに5レアル支払います。
私はこのカードを愛用しています。
BLA Card(CartãoBLA)
土曜午後６時以降と、日曜日及び祝日のみ有効で、メトロとCPTMに利用出来るカード。カード利用料としてはじめに2レアル支払い、10回分のチャージ(25レアル)が必要ですが、割引料金（１回2.5レアル）で乗車可能。
メトロの駅で購入、チャージが出来ます。
Fidelity Card(Cartão Fidelidade)
メトロとCPTMに利用出来るカード。8回、20回、50回分のチャージで、割引されます。(50回分のチャージで一回分が2.55レアルに。) カード利用料としてはじめに2レアル支払いが必要です。メトロの駅で購入、チャージが出来ます。
黄色の窓口で各種カードが購入出来ます。
チャージ用の機械
安全について
治安に不安のあるサンパウロなので、電車の利用って大丈夫なの？という声も聞かれます。
個人的には、人が少ない早朝や夜以外の時間であれば、問題なさそうだと思っています。老弱男女、きれいな格好をしている人も、そうでない人も色々乗っており、またブラジルには色々な人種が混在し、日系人も多いので、日本人だからといって大して目立ちません。
ただ、電車内で携帯を操作したり、地図やガイドブックを広げたりしている人はあまり居ないので、乗る前に目的地はきちんと調べ、身の回りの持ち物に注意を怠らずにご乗車下さいね。
また日本と同様、通勤時間は非常に込み、乗り降りが出来なかったりするので、この時間も避けるのが無難です。
終わりに
初回記事、読んで頂いて誠に有り難うございます！！
タクシーでの悠々旅もいいですが、公共交通機関の利用は、現地の人の生活が垣間みられて楽しいものです。また、渋滞の酷いサンパウロにおいては、渋滞を避けられる便利な交通機関でもあります。サンパウロにいらした際は是非お試し下さい。
次回の記事をお楽しみに：D
参考URL
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