札幌特派員 新着記事
2019年2月1日、札幌駅北口にオープンした「JR東日本ホテルメッツ札幌」。
前回は北欧のデザインを随所に散りばめたくつろぎの客室を紹介しましたが、
今回は朝食をご紹介します。
ホテル1階にあるレストラン「Source(ソース)」が朝食会場です。
ランチタイム・ディナータイムにはイタリアンレストランとして営業するSourceでは、
朝食もこだわりのメニューが並びます。
サラダバーとフルーツバーはもちろん、
パンコーナーでみつかたのはクロワッサンの隣に「フレンチトースト」。
シリアルや北海道産牛乳など、軽い朝食ならこれで十分なラインナップです。
そしてこだわりの”北海道料理”。
最近ではスープカレーや鮭のちゃんちゃん焼きといった
北海道ローカルグルメを朝食に採用するホテルが少なくありませんが、
JR東日本ホテルメッツ札幌の朝食にある北海道グルメも興味深いメニューです。
北海道ローカルグルメメニューは、
・芋もち(北海道の郷土料理)
・北海道ザンギ(しょう油などに漬け込んだ唐揚げは道民ソウルフードのひとつ)
・中山峠のあげいも(北海道名物として最も?有名)
・函館のやきとり(今や函館名物のひとつ、豚肉のやきとり)
・ラーメンサラダ(札幌発祥のサラダ)
・北見塩やきそば(オホーツクの名物グルメ)
以上の6種が日替わりで3種類ずつビュッフェに並びます。
ゆったりくつろげる客室での長期滞在の宿泊客を考慮し、
同じメニューが続かないようメニューをローテーションしています。
そして道民も思わず目が釘付けになったこちら↑。
海鮮ひつまぶし用の海鮮具材です!
海鮮具材の隣には、ひつまぶし用のお出汁があります。
パンもおいしそうでしたが、ご飯のお供もおいしそうです。
“北海道産とろろ”を見ると、和食も捨てがたい…。
迷いながらもフレンチトーストを主食にした洋食をアレンジしてみました。
フレンチトーストは、中までしっかり味が沁みこみ、しっとりおいしいフレンチトーストです。
コーンスープも甘くて美味です。
洋食を食べ終りましたが、やはり、どうしても食べたかった”海鮮ひつまぶし”。
茶碗にご飯(北海道産ななつぼし!)をよそい、海鮮具材を乗せます。
そして熱いひつま出汁を注いで…
あっという間に”海鮮ひつまぶし”のできあがりです。
お出汁ではなく醤油で海鮮丼としてもよいですが、
ひつま出汁がとてもおいしく、朝、体を目覚めさせるにはぴったりのおいしさと温もりです。
このほか、夕張の石炭カレーをイメージした真っ黒な”黒カレー”も味見しました。
朝カレーも元気が出そうです。
客室もおススメのホテルですが、朝食もおススメです。
【JR東日本ホテルメッツ札幌】
札幌市北区北7条西2-5-3
TEL: 011-729-0011
*アクセス*
・JR「札幌駅」北口より徒歩約2分
関連サイト
・JR東日本ホテルメッツ札幌
札幌駅北口に新しいホテルがオープン!
「JR東日本 ホテルメッツ札幌」です。
“JR EAST HOTEL METS SAPPORO which newly opens on the 1st, February 2019”
北欧スタイルを基調におシャレで、機能的でもある客室に驚いてしまうホテルです。
札幌ステイがより楽しくなりそうなJR東日本ホテルメッツ札幌の客室をご紹介します。
その前に…入口からエスカレーターで2階に上がったところにあるホテルのフロントです。
セルフチェックイン機が並んでいます。
タッチパネル式のチェックイン機で、スムーズにチェックイン・チェックアウトができるシステムです。
フロント横のロビーにあるアメニティが魅力的。
飲み物もこちらで選んで客室へ。
では、早速、客室です。
“Superior Loft”
「スーペリアロフト」
2階にあるスーペリアロフトは、天井の高さを生かしたロフトタイプの客室です。
天井近くまでの高さがある窓からの光が印象的。
とても解放感があります。
ロフトの上から見下ろした光景。
こちらのベッドと下にあるソファベッドを使い、3名での利用が可能です。
いずれの客室もバスルームとトイレが別になっており、洗面所もゆったり感があります。
備え付けのカップもシンプルなデザインで客室の雰囲気にぴったり。
* * * * *
“Superior Room”
こちらは「スーペリア」。
高さがある窓の部屋は、思った以上に気分を変えてくれて居心地がよいです。
実はこの窓から入る光は、JR東日本ホテルメッツ札幌のこだわりでもあります。
くつろげる雰囲気はもちろんですが、朝、目覚めた時に光を浴びて、
さわやかな朝を迎え、一日を健やかに過ごせるように、との意図があります。
そしてこちらのスーペリアは「フローリングタイプ」。
部分的にのみカーペットを敷いています。
デスクが広々としているうえ、写真に見える真っ赤な「まるい物体」は、イタリア製のチェア。
落ち着いた色の部屋にビビットな赤がとてもオシャレですが、それだけではありません。
見た目より(?)硬めで、座ると心地よいのです。
こちらにお泊まりの際は、座り心地も楽しみに宿泊してください。
* * * * *
“Premium Delux Twin Room”
「プレミアムデラックスツイン」は、客室に入るとダイニングテーブルが。
小さなシンクもついています。
照明を落とすと、とても落ち着いた雰囲気になり、
その雰囲気を演出しているのがやさしいトーンの色のソファやカーテン。
北欧製の照明の灯りにも癒されます。
そして、スタイリッシュなディスプレイと思っていた六角形の集合体は、”スピーカー”!
スマホのブルートゥース機能で、自分が好きな曲を
スピーカーを通して聴くことができます。
こちら↑がプレミアムデラックスツインのベッド。
リビング空間と寝室空間はつながっているのですが、
まるで独立した部屋のような感覚で利用できます。
ホテルのコンセプト、”心地よさ”と”リラックスする空間”がまさにここに。
ちなみに、このソファもとても座り心地がよいのですが、
これがエキストラベッドに早変わり。
プレミアムデラックスツインは、4名まで利用できます。
* * * * *
こちらは3名まで利用可能な「プレミアムツイン」。
“Premium Twin Room”
入ってすぐ右手はバスルームへ続くパウダールーム。
ガラス張りです(写真はブラインドが下がっている状態)。
プレミアムツインのベッドと窓側の様子です。
JR東日本ホテルメッツ札幌の客室は、いずれもバスとトイレが別になっていますが、
プレミアムツインのバスルームは、自然光が入る贅沢な造りです。
そしてこちら!
客室ドアから入ってすぐ右手にあったパウダールームは、
スイッチを押すと、ブラインドが自動で開閉し、ガラス張りになったり目隠しになったりします。
ガラス張りのパウダールームは、解放感があるうえ、自宅ではなかなかないゴージャス感も味わえます。
* * * * *
JR東日本ホテルメッツ札幌では、細かな部分にも北欧スタイル、機能性、リラクゼーションを意識しています。
写真で見てとれるでしょうか。
オリジナル枕として寝具会社と開発した枕を全室で使用しており、
枕の頭を置く部分(上側2/3)と首から肩にかかる部分(下側1/3)は、
よく見ると色が違います。
これは、心地よく眠れるよう、上3分の2は熱がこもりにくい素材になっているためです。
ロビーにラベンダーのアロマがあるので、これを利用するとさらに眠りやすくなるそう。
ウッディなやさしい空間を演出していたり、備品もスタイリッシュかつ機能美を備えており、
隅々まで北欧スタイルを感じます。
再びロビーです。
デンマーク製の家具や照明で彩られています。
ロビーのチェアに座って、アートのような照明と天井を楽しむのも良し。
ロビー備え付けの本を手に取ってみるのも良し。
客室だけではなく、ロビーでもゆったり過ごせそうです。
札幌駅北口から歩いて2分の新しい「JR東日本ホテルメッツ札幌」は、
北国北海道での滞在をより楽しくくつろげるものにしてくれそうです。
なお、2019年4/30まで、室数限定で朝食が無料になる
「インターネット限定 開業記念プラン」を販売中です。
【JR東日本ホテルメッツ札幌】
札幌市北区北7条西2-5-3
TEL: 011-729-0011
*アクセス*
・JR「札幌駅」北口より徒歩約2分
関連サイト
・JR東日本ホテルメッツ 札幌
北海道しりべしエリア。
漢字で書くと「後志」エリア。
札幌がある石狩エリアのすぐ西隣、実は小樽や余市、ニセコなど、
全国的にもよく知られる市町村が並ぶ地域が後志エリアです。
特に海鮮、お寿司の人気が高いエリアですが、この後志エリアで地域を代表するような料理、
敢えて洋食の料理を!と地域を代表するシェフたち等が集まって
2013年に食べるスープ”しりべしコトリアード”として誕生しました。
ここで少し説明させていただきます。
知っている方もいるかもしれませんが、”しりべしエリア”とは。
北海道は市町村がいくつか集まった総合振興局という単位でエリアが分かれており、
十勝・オホーツク・後志(しりべし)などの総合振興局(エリア)があります。
そのなかで、後志エリアは北海道の縮図といってよいほど、さまざまな要素が詰まっています。
例えば…
“Seafoods at Nantaru Ichiba Market in Otaru City, Shiribeshi Area”
↑シャコと甘えび(小樽・南樽市場)
“Cherry and Prune at Niki Town in Shiribeshi Area”
↑後志エリア・仁木町のサクランボとまだ青いプルーン
美しい景観の自然はもちろん、”食”については、おいしい海産物、農産物、
そして余市で有名なウイスキーをはじめ、ワイン、日本酒など、
北海道の食に関するあらゆるものが集中している地域でもあるのです。
そこで後志エリアのレストランでは、地域の食材をふんだんに使った料理として、
フランス・ブルターニュの郷土料理、特に発祥を漁師料理とする
魚介を使った鍋料理「Cotriade(コトリアード)」を
「しりべしコトリアード」として提供しています。
この「しりべしコトリアード」は、”小樽雪あかりの路”開催期間とも重なる2月に
毎年恒例の「しりべしコトリアードフェア」(2019/2/1~2/28)を開催します。
フェア期間中は、いつもの「しりべしコトリアード」に加え、
スペシャルメニューを提供するお店もあり、さらにはスタンプラリーも実施!
2019年のフェアでは、1食に付きスタンプひとつをもらえるスタンプラリーで、
スタンプ6個を集めると、もれなく”北海道ワインケルナー”を1本いただけます。
(写真は「しりべしコトリアード」を応援する”北海道・ワインセンター(ワインクラスター北海道)”で撮影)
それでは「しりべしコトリアード」をご紹介します。
“Osteria Il Piatto Nuovo in Otaru City”
こちらはフェア期間中に11店舗ある「しりべしコトリアード」提供店のひとつ、
「オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ」。
お店入口には、「しりべしコトリアード」のプレートがありました。
ここで、「しりべしコトリアード」にはいくつかのルールがあります。
「しりべしコトリアードの主な基本ルール」
・具材は後志エリア近海で獲れた”魚介類”と”魚介類のすり身”を1種類以上を使う。
・具材は後志産農産物のうち”野菜”と”果物(加工品含む)をそれぞれ1種類以上使う。
・スープは後志近海産の「魚介類」と後志産「野菜」を使用したベーススープ(フュメ・ド・ポワソン)に
後志産「シードル」or「ワイン」、北海道産「乳製品」を使って仕上げる。
・魚介類にかける「ヴィネグレットソース」を添える。
提供店舗11店で、以上のルールにのっとり、さらに各店舗のオリジナリティを加えて
いろいろな食べるスープ「コトリアード」がいただけます!
“Shiribeshi Cotriade at OSTERIA IL PIATTO NUOVO in Otaru”
そしてこちら↑がオステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボの「しりべしコトリアード」。
フェア期間中は、「しりべしコトリアードセット」(\1,600・税別)として提供しています。
セット内容は、アンティパストミスト、ブルスケッタ、コトリアード。
スープをひと口、口に入れただけで「おいしい!」の言葉がさく裂。
とにかく、味に深みがあります。
ミルクやクリームを使っているので、同じ魚介スープのブイヤベースより、
さらにコクが感じられます。
冬の北海道にぴったりのコトリアード。
使っている材料は、見てすぐわかるホタテの違いと”タチ”のインパクト大です。
(北海道ではタラの白子をタチといいます)
旬の濃厚なタチとホタテ稚貝を見ただけで笑みがこぼれますが、
そのほかに肉厚のタラもあり、この具材の下にはエビが一尾、丸ごと隠れていました。
そしてオリジナリティが際立っていたのが”すり身”。
北海道のすり身は、新鮮なタラで作ったおいしいものがたくさんありますが、
こちらはオレンジ色のきれいなすり身です。
わくわくしながら食べると、すり身には珍しいしっかりとした味です。
味の決め手は、スケトウダラにニシンのすり身を加えているからだそう。
食べごたえがあり、引き締まった味のすり身は、コトリアードのスープにもよく合います。
ちなみに写真右上の黒っぽいモノは、なんとプルーン!
仁木産のセミドライフルーツです。
これもスープによく合っていて不思議です。
そして特筆したいのは、こちらのお店のスープ(フュメ・ド・ポワソン)。
タラのアラからとったスープにシャコの殻を乾燥させて粉末にしたものを水出しして加えた旨味が特徴です。
とても深みがあるスープは、特に甲殻類が好きな方にはたまらない味だと思います。
これは”ヴィネグレットソース”です。
オリーブオイル・ヴィネガー・玉ねぎなどが入った酸味のあるソースを…
スープとすり身にかけてみました。
全体のコクが増し、パンチが利いた味に変貌!
コトリアード全体にかけてもよいのですが、
少しずつかけながら、味の違いを楽しむと、さらにお得な気持ちになります。
“Bruschetta which is included in the Shiribeshi Ctriade Set Menu of OSTERIA IL PIATTO NUOVO”
そして”しりべしコトリアードセット”のブルスケッタとともに。
ガーリックオイルがしみたブルスケッタは、
そのままでも、コトリアードに浸してもおいしくいただけます。
また、「しりべしコトリアード」には、小樽産や余市産の白ワインがぴったりだそうで、
お店に地元産ワインがあったら、ぜひ一緒に味わってみてください。
こちらがおいしい「しりべしコトリアード」をけん引するシェフの方々です。
(ホテルノイシュロス小樽、オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ、洋食屋マンジャーレTAKINAMI、ワインカフェ・ワインショップ小樽バイン)
これからの季節では、”小樽雪あかりの路”へ行くなど、後志エリアへ訪れる際には
和食海鮮だけでなく、洋食「しりべしコトリアード」もぜひ食べてみてください。
生の海鮮とは全く違う”凝縮された温かい美味しさ”にきっと満足できると思います。
なお「しりべしコトリアードフェア」では、後志エリアの11店舗がコトリアードメニューを提供、
6店舗では、フェア以外でもしりべしコトリアードを食べることができます。
また、スタンプラリーの冊子は、各店舗と”北海道・ワインセンター”で入手してください。
余談ですが、しりべしには、こんなポロシャツもあるそうです。
【しりべしコトリアードフェア】
開催期間 2019年2月1日(金)~2月28日(木)
“しりべしコトリアード”提供店舗
・小樽朝里クラッセホテル ロードレストラン「シルフィード」
・オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ
・歌才自然の家レストラン樻里花(キリカ)(facebookページ)
・ホテルノイシュロス小樽 レストラン「ブラウキュステ」
・トラットリア コンフォルテーボレ(facebookページ)
・洋食屋マンジャーレTAKINAMI(facebookページ)
・ワインカフェ・ワインショップ小樽バイン
・居酒屋・イタリアンてっらterra
・ニッカウヰスキー余市蒸留所ニッカ会館 レストラン樽(ニッカウヰスキー余市蒸留所)
・ホテルノルド小樽2F レストラン シズル
・ファームレストラン ヨイッチーニ(facebookページ)
関連サイト
・しりべしコトリアード