2016年も可憐な「チシマザクラ」が美しい!

公開日 : 2016年05月04日
最終更新 :

毎年恒例の「寒地土木研究所」

(地下鉄南北線中の島駅)に

チシマザクラを見に行きました。

Chishima cherry trees in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region

Chishima cherry trees in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region

寒地土木研究所の敷地を流れる川に沿って

チシマザクラが植えられています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チシマザクラは、北海道、特に道北や

道東地域でよく見られ、毎年、根室では

5月末の開花、道北・大雪山系では、

6月初旬に開花しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チシマザクラの特徴は、

蕾が濃いピンクにもかかわらず、

花が開くと花弁は薄い色になります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

また、木の個体によって、

花の色がかなり違う点も特徴だそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

言われてみれば、これまで、

チシマザクラの花は白い、

という印象だったのですが、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この日、15時過ぎだったこともありますが、

かなり濃い桃色のチシマザクラが目立ちました。

Wild duck which dropped down through the air on Shojin River flowing in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region

Wild duck which dropped down through the air on Shojin River flowing in the yard of Civil Engineering Research Institute for Cold Region

夢中で写真を撮っていると

「バッシャン!」という音が。

振り返るとカモが敷地内を流れる

精進川に着水していました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そしてこちら↑も飛び入りで、

赤れんが庁舎前庭のチシマザクラ。

こちらはかなり白っぽいです。

いずれにしても、花が小ぶりで

とても可憐なチシマザクラです。

2016年の「寒地土木研究所」の

チシマザクラ一般公開期間は終わりましたが、

これから道東・道北へ行く計画のある方は、

ソメイヨシノとはまた違う趣の

チシマザクラを楽しんでください。

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。