【道東】海霧の中のヒオウギアヤメとエゾカンゾウ
釧路をはじめ道東の風景で特に好きな光景のひとつは、
霧の中の海岸沿いです。
[Seashore with sea mist in Kushiro area]
この日も海岸にはたっぷりと
真っ白な海霧が漂っていました。
[Familiar sight with hills and seashore in Kushiro and Nemuro areas]
砂浜の海岸とそこにぽこぽこ顔を出しているような
草に覆われたこの丘陵の景色も釧路や根室エリアではよく見る風景で、
無性に見たくなる景色のひとつです。
[Beachhead iris]
その丘陵に咲いているヒオウギアヤメ。
釧路市の隣(釧路町)の隣、厚岸町の花でもあります。
湿原などにもよく咲く花で、釧路界隈では
6月から7月にかけて咲いています。
本州では、高山に咲くそうです。
[Angelica pubescens]
ヒオウギアヤメに囲まれて咲くエゾノシシウド。
さらにその奥には、橙色の花がかすかに見えます。
[Daylily]
エゾカンゾウです。一般的にはニッコウキスゲ、
ゼンテイカなどと呼ばれるそうで、
この花も本州では高原で見られるそうです。
霧の中ではひときわ明るく見えます。
[Ramanas rose]
北海道ではよく見られるハマナス。
北海道の花でもあります。
札幌界隈ではかなり散ってしまっていたと思いますが、
釧路ではまだ蕾がたくさんありました。
どちらかというと、晴れているときの花の方が
元気に見えて好きですが、霧の中のエゾキスゲや
ヒオウギアヤメは別格できれいだと思います。
[Black-tailed gull in the sea mist]
霧の中のウミネコ。
釧路エリアでは、霧の中で見る花や鳥が
晴れの日以上に神秘的で生き生きして見える気がします。
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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