シアトルで子育て(2)子供と車事情
車社会のアメリカ、シアトルも公共交通機関が発達しているほうだとはいえ、子供連れの移動はやはり車が便利です。
このところ雨期に入って、つくづくそう思います。
もちろん大人はシートベルト着用、子供はカーシートが義務づけられていますが、子供が小さいうちは自分の子供が今どのカーシートを使うべきか、親は頭を悩ませます。
まず1歳まで、または体重が約10キロ、身長が66cmまではバスケット型のインファント・シートを後部座席に後ろ向きに装着します。でもだいたい1歳になる前にそれ以上になって足で蹴って危なくなるので、前向きの普通のカーシートに変えます。
子供が育って来て前の座席に膝が当たるようになれば、背もたれのない座席だけのブースターシートに変えます。
カーシートは8歳になるか身長が約145センチになるか、どちらかをクリアすれば使わなくてよくなります。
ただし13歳になるまでは後部座席のみで助手席には座らないよう案内されています。
あと身長が足りないとシートベルトのかかる位置具合が悪くて、8歳すぎてもブースターシートを使う子は多いです
ところで子供の安全という点から、車内に子供だけで残る場合の法律もあります。
16歳以下の子供だけでエンジンがかかってアイドリングしている車にいてはいけないということで、16歳になれば運転免許が取れますから、そこでの線引きというのは分かります。
でも、もう1つ。
こちらは大人に対してですが、12歳以下の子供を車内に残し、酒場、その他の飲酒出来る場所(つまりレストランとかもでしょうね)に入ってはならないのだそうです。
なぜ酒関係だけが法律になっているのでしょうか・・・(^_^;
もちろんお酒が目的以外でも子供を残して行ってしまえば通報されますが、それだけが特記されているのって、なんだか不思議ですよね。
(11月のお題"世界各地の子育て環境")
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