色鮮やかすぎるケーキミックス
先月のお題の１つは卵料理。
卵を使うものの紹介だったらいいのかなあ・・・と思いながら買い物中、視覚の端をよぎったものがとんでもなく間違っている気がして、引き返して見直したら何とケーキミックスでした。
青いっ！
食べ物じゃないような色を使うので有名なアメリカのカラフルなケーキはデコレーションが色鮮やかなだけで、中は普通に黄色やチョコ色なんです。
ここ何年かどこででも見かけるようになったレッド・ベルベット・ケーキは中が真っ赤で最初は驚きましたけれど、
(Photo Courtesy of FoodNetwork)
「赤」はリンゴとかトマトとか、食べ物の色でありますよね・・・
（ちなみに今は食紅で赤くするこのケーキ、もともとは野菜の赤ビーツのジュースを使っていたそうです)
さてこのケーキミックス、以前は料理専門TV局のフード・ネットワークで「Ace of Cake」というレギュラーを持っていたダフ・ゴールドマンというセレブ・ベイカーのブランドでした。
どんな注文にも応じてケーキで作ってしまうダフさん、今はレギュラー番組こそないものの、単発シリーズや料理番組のゲストなどで、よく見ます。
インパクトのある風貌と性格で、この真っ青なケーキミックスも、ダフさんの商品かと思うと納得いってしまう感じ。
もちろん目をひいたのは青だけではありません。
オレンジのグラデとか
真っピンクとか
紫のシマシマとか
カモフラージュというのはミリタリー模様のことです。
タイダイというのは６０年代ヒッピー風のサイケデリックな絞り染め模様のこと。
もう食べ物じゃないみたいです・・・
思わず手に取って、作り方説明書を確認。（クリックで大きな画像が開きます）
生地を6つに分けてそれぞれ着色料で色づけして、マーブルケーキの要領で作るんだったんですね。
ケーキミックスは簡単に全卵を使うのが普通ですが、卵白だけ使うなんてところ、さすがケーキ屋さんが作ったミックスだなという感じです。
話の種に、ちょっとした気の張らないお土産に、いかがでしょうか。
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