ソウルの別天地

公開日 : 2000年11月30日
最終更新 :

 ソウルの王宮景福宮(キョンボックン)を守るように聳える山北漢山(プッカンサン)の中腹にある三清閣(サムチョンガク)。もとは70年代に政治の裏舞台として使われた料亭で、庶民は近づきにくいところでしたが、民主化時代の幕開けとともに、その役割を終え、訪れる人もいないままとなっていたそうです。この度ソウル市が保存に乗り出し、伝統的な建物はコンサートホール、レストラン、伝統文化教室などに生まれ変わりました。ソウルの街中から10分ほど車を走らせると、そこは別世界。晩秋の風景が山に広がり、伝統建築との調和が素晴らしいです。 その中にあるカフェは伝統茶からコーヒーまでそろっていて、宴会が開かれた天井の高いホールをそのまま使っているので、広々としていて落ち着ける空間です。切り立った崖に建っているので、テラスに出ると周囲の山々を見渡すことができます。小春日和の日を選んで、韓国料理レストランでお昼を食べ、伝統音楽を聴いて、カフェでのんびりはいかが。伝統公演も常時行われているので、一度足を運んでみてください。***三清閣(サムチョンガク)への行き方***ソウル中心部からシャトルバスが便利です。プラザホテルや世宗文化会館、教保ビル前、景福宮前などから無料で出ています。専用のバス停が目印。運行時間は10:00〜22:00まで。TEL 02-3676-3456

この日は少し霞がかっていて、肌寒かったのですが、テラスは絶景を楽しむ客でいっぱいでした。韓服姿の店員がお茶を運ぶのも美しい風景でした。

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