韓国のお香でリフレッシュ

公開日 : 2003年06月25日
最終更新 :

 東京よりいつも数週間は遅れて入梅するソウル。今年はそれ以前に春から雨が多かったせいか、それほど雨は恋しくありませんでしたが、毎年のように日本の入梅のニュースなどを見るとなんだか懐かしい気持ちになります。アジサイの花にしとしと長雨なんていうシーンが一番ぐっときます。しっとりと木々を濡らし、一日が雨の降り続く音に包まれるというような気候はおそらく日本独特のものなのでしょう。韓国にも梅雨はあっても、なんだか大雨、洪水、土砂降りといった激しいもので、翌日にはからりと晴れたりして、なんだか物足りないのです。そのおかげでじめじめやカビなどとは無縁なのですが。 少しでも梅雨の気分を盛り上げようかと、雨に包まれた山が見えるリビングでお香を焚いてみました。数年前に韓国のお香と出会って以来、愛用しているものです。喉をすぐ痛めてしまう私は煙の出るものは敬遠していました。売り場で眺めていると、店員が「風邪を引いたときにお香を焚いてみてください。喉がすっとして、頭が痛いのも取れますよ」と話すのです。騙されたつもりで買って帰り、それから韓国のお香のファンになりました。 韓国でもインドや中国などから輸入されたお香が売られていますが、このお香は一切人工的な香料を使用していない、天然素材100%が自慢です。また、韓国でもお香は寺や先祖供養等で使われるイメージが強く、自宅でリフレッシュのためにお香を焚く人は多くないようですが、このお香の登場以来静かなブームが起こっているようです。 「香りを探求する人々」というお香好きの集まりがあり、そこが研究の末、発売しているのが翠雲名香(チィウンミョンヒャン)シリーズです。仁寺洞(インサドン)の茶器の店や伝統茶屋等で売られています。 天然の古木や漢方薬を調合しているため、体にやさしく、森林浴効果があるそうです。ストレスや疲労を取り除き、自律神経を整えるのにもいいようです。***それぞれの種類と効能*** 翠雲(チィウン):気持ちをリラックスさせてくれるお香 澄観(チングァン):きれいな水のようにすっきりとしたお香           動悸や頭痛に効く 宝林(ポリム):最高級のお香         体の気の流れを整え、心身を健康に保つ 多宝(タボ):天然の松の葉を用いたお香        風邪を予防し、免疫力を高める  *価格は箱や筒入りで6000ウオンから15000ウオン   

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焼き物のお香立てもいっしょに売られていることが多いので、好みのものをそろえてみるのもいいでしょう。上の段の木の筒入り3点セットはお香をいろいろ楽しめておすすめです。

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