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韓国/ソウル特派員ブログ 旧特派員 田端 かや

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2004年3月19日

高速鉄道いよいよ開通!


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高速鉄道いよいよ開通!

 来る4月1日より高速鉄道が一般開通する。12年かかって開通とあってその盛り上がりも相当なものだ。特に97年のIMF外貨危機の際には工事が中断されたりと打撃も大きかったため、感激もひとしおなのだろう。
 この開通でソウルから大邱(テグ)は1時間39分、ソウルから釜山(プサン)へは2時間40分、ソウルから木浦(モッポ)へは2時間58分に短縮される。実は当初の計画では、時速300キロ、ソウル釜山間2時間を切るのが目標であったが、一部の区間でまだ専用線路の建設が終わっていない。2010年ごろに完工されるそうだ。
何かとソウル釜山間ばかりが強調されているが、京釜(キョン部)線だけではない、湖南(ホナム)も通るのだ。金大中大統領時代に肝いりで支持地域を通すことになった。しかし、こちらは現在の段階では従来の線路を利用する区間が多い。完工は2015年の予定だ。
 高速鉄道が停車しない駅が目的地の場合は、従来のセマウル号を利用した方が速いという話もある。これは乗り換えの時間がうまく調整できていないせいらしい。切符を買う前によく確かめよう。
 韓国人の反応はなかなか面白い。一つは座席が向かい合わせになっている固定式のため、進行方向と逆に座る乗客が出るというのは不公平だという。そんなの鉄道王国日本では慣れているが、韓国では逆に座るのは体に悪いとか、逆に走っているときに疲れないための目線の置き方まで指導するニュースがあった。
 座席が動かないのは回転式にすると車体が重くなるからだというが、座席が従来のセマウル号などに比べると狭いこともその理由からだろう。日本から来た観光客はよくセマウル号の座席の広さに驚くが、逆に韓国人は高速鉄道の狭さにがっかりしている様子だ。こんなに狭いのは飛行機のエコノミークラスだと文句を言う乗客のインタビューがあったりした。
 
 いろいろと高速鉄道にまつわる話が取り上げられ、お祭り騒ぎだが、この話にはちょっと驚いた。
 高速鉄道の夢はさらに大きく、北朝鮮を通過し、中国大陸を横断し、ヨーロッパまで走らせるものというのだ。ずいぶん前からソウル駅に掲げられている看板を見ても、線路はパリまで続いている。こんな話を聞くと、この国は大陸にあるのだなあと改めて実感する。ソウルからパリへ…そんな夢のような旅行ができたらと思う。

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ソウル駅に掲げられている看板

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カテゴリー 交通・鉄道・航空
2004年3月19日
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    • 特派員プロフィール
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      ソウル特派員
      田端 かや
      1991年3月より韓国在住。大学卒業後、韓国へ語学留学。その後、韓国政府奨学生として梨花女子大学大学院女性学科で学ぶ。韓国人と結婚、一男一女を出産。現在は育児のかたわら、翻訳やライターの仕事をしている。子どもを育てる環境を求め、ソウル郊外へ引っ越し、共同育児運動に参加。現在はソウル在住。関心分野は韓国社会と女性、食文化。

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