公州の旅ー武寧王陵(宋山里古墳群)
忠清南道の公州に行くことがあり、武寧王陵に立ち寄ってきました。武寧王といえば、日本の桓武天皇の生母が武寧王の子孫ということで日本ともなじみの深い百済時代の第25代王です。 武寧王陵は7つある百済の王家の古墳群(宋山里古墳群)の一つで、武寧王とその皇后が合葬された磚室墳で1971年に出土されたもの。 7つの宋山里古墳群の中で1〜4号墳は東北側に、5、6号墳、そして7号墳の武寧王陵は西側に位置しています。1〜5号墳は石室墳で6〜7号墳が磚室墳なのですが、6号墳にはレンガの壁に土で塗装しその上に四神図が描かれているのに対し、 武寧王陵には何も描かれた跡がないのが違いだそうです。
それでは、簡単ですが中の様子を紹介してみることにしましょう。
模型館の中には、古墳の中の様子や古墳から出土した貴重な百済時代の遺品が展示されています。
左が6号墳の入口、右が5〜7号墳を外から見た様子です。
いかがでしたか?
武寧王陵の近くには百済の都城であった公州山もあります。地方をまわられることがあれば、百済の都・公州に一度尋ねてみられててもいい思い出になるかもしれません。
武寧王陵(宋山里古墳群)
アクセス:公州旧バスターミナルからタクシーで約5分、新バスターミナルからはタクシーで約10〜15分
観覧時間:9:00〜18:00(17:30まで入場可)
料金:(18歳以上)1,500ウォン、(中高生)1,000ウォン、(小学生以下)無料
連絡先:(公州市史跡管理事務所)041-856-0331
筆者
韓国特派員
なかしまかずえ
1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。
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