江華島の旅 − 伝燈寺
韓国に初めて仏教が伝わったのは372年、阿道という僧侶によって伝わったのですが、 その阿道僧侶が江華島に身をおいている際にこの伝燈寺(当時は‘真宗寺’と呼ばれていた)が建てられたと伝えられています。
道路端にある大きな駐車場から木々に囲まれた坂を約5分少し上がると、お寺の入口が見えてきます。入場料は大人2000ウォンです。
入口から少し行った左手に見える<輸蔵台>。実際のものを再現したものですが、仏教の経典のを収める本棚として使用されていたもので、1回まわすと経典を読んだのと同じ徳があると言われているそうです。
お茶処<竹林茶園>。昔僧兵たちがいた場所だったそうです。
少し上がると<伝燈寺>という看板のかけられた対潮楼の建物が見えてきます。建物の下をくぐって中へ。
中に入って最初に目に入る建物が<大雄宝殿>です。宝物第178号に指定されていて、その日説経中で中には入れませんでしたが、みごとな天蓋があるそうです。
大雄宝殿の左にある<香爐殿>。お寺を管理していた人たちが住んでいた場所だそうです。
香爐殿の左にある<薬師殿>。宝物179号に指定され、朝鮮王朝時代中期に建設された建物です。中には薬師如来仏が置かれています。
薬師殿の左にある<冥府殿>。中には菩薩像や29の仏様が祭られています。
冥府殿の壁や柱には如来像や仏様などの絵が描かれています。
伝燈寺の周囲を囲む国家史跡第130号<三郎城>。
山の中に存在するお寺は、自然がいっぱいでただ歩くだけでもストレスが解消される気分です。
週末にはテンプルステイも行っているようですよ。(1泊2日、料金:50,000ウォン)
お問い合わせ: 032) 937-0125
筆者
韓国特派員
なかしまかずえ
1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。
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