中国・新疆ウイグル自治区で21世紀初の皆既日食

公開日 : 2008年08月03日
最終更新 :
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今、新疆は治安が安定していないのと、オリンピック前ということもありどこへ行くにもチェック、チェック。

それが私たちにとってはひとつの安心材料になっています。

上海から烏魯木斉(ウルムチ)へ約5時間後到着。

今回で私は3回目の新疆なので、どれだけ移動が長いかは覚悟の上なのですが、中国は広いことを改めて実感。

そして烏魯木斉からは寝台列車に乗り一晩明け、哈密(ハミ)へ到着。

そこからいよいよ皆既日食の観測村のある伊吾へ車で移動。

観測村には世界各国からファンが集まっています。

テント村は広くて思っていた以上に快適です。

18:00から始まると言いながらもこちらは新疆。こちらの人たちは北京時間からマイナス2時間を引いた新疆時間で生活を送っています。なので外はまだまだ日差しが痛いくらい。

ちょうど観られるであろう空には雲が多く、どうなの?観られるの?とドキドキしながら始まりました。

ギリギリまで、雲が邪魔をして観られるかどうか分からないなか、ダイヤモンドリングが現れた時には不思議と涙が出てきて、なんとも言えない感動でした。

観られたあとは、参加者の人たちと星いっぱいの夜空を見に出かけました。

天の川もくっきり見え、流れ星もこんなにも見えるの?というくらい見られ、胸いっぱいの一日でした。

上海に着いてから日本の家族に電話したところ、新疆でテロがあったから心配だったとのこと。

これからオリンピックへ向けまだまだ警戒態勢の中国ですが、無事終わることを願っています。

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