楽しいワイマイ
上海の街ですごくよく見かけるのが、こういう赤い服を着た、バイクの配達員さん。
これ、実は、「外卖(ワイマイ)」、要するに、「出前」の配達員さんなんです。
10月になって朝晩は涼しくなってきたとはいえ、今日も昼間は30度越え。
そんな時はお昼は外に出たくない、ということで、便利なのが、ワイマイです。
今回は、旅行者の方にはあまり関係がないかもしれないのですが、こちらの習慣、といいますか、生活のよくある一コマ、ということで、上海の「出前」事情についてお話したいと思います。
上海で働き始めて驚いたのが、お昼時になると、ワイマイの配達のおじさん(お兄さん)たちが、次々やってくること。
日本では、出前というと、パーティーの時のケータリングや、宅配ピザ、刑事ドラマのカツ丼(!?)やお蕎麦などが思い浮かび、
お昼に一人で出前を注文、というのは、あまり一般的ではないと思うのですが、こちらではこれが結構、普通
(もちろん、お店に食べに行く人もいますよ)なのです。
特筆すべきは、お店とメニューの豊富さ。
人気のレストランもワイマイOKなところが多いですし、ワイマイ専門センターを持っているところも多いみたいです。
この日は、新しく入社した中国人スタッフの歓迎ランチ、ということで、同じ部署の女性スタッフのみで楽しくワイマイ!
注文は簡単。アプリでメニューを選択するだけ。
今回は、上海で人気のヘルシーカフェ&レストランの「Element Fresh 新元素」のワイマイ専門センターに注文。
お昼時は注文が殺到しますので、食べたい時刻の1時間ほど前までに注文するのがコツ。
今日は、野菜パスタとチーズソースのパスタ、サーモンと黒米のサラダ、デザートに、フルーツ入りタピオカココナッツミルクを注文。
3人前で合計350元(執筆時のレートで5,250円)。
―そして、お昼を楽しみに仕事に勤しめば―
お昼ちょっと前に到着!
残念ながら、写真ではあまりおいしそうに見えないのですが、とってもおいしかったです!
トマトソースがフレッシュで、トマトの食感が生きてます。
サーモンも炭火焼の香ばしさが、ワイマイでもしっかり残ってました。お店の味と同じ~、と感動。
ちなみに、こうやって新聞紙を広げるのは珍しいのでしょうか?少なくとも筆者の勤務先では普通なのですが...
まぁ、おいしければ、細かいことは気にしないのも中国式!?
ところ変わって、レストランが入った商業施設の前には、こんなふうにバイクが何台も待機。
もちろん、全部ワイマイ用です。
配達員は、個々のお店に所属しているのではなく、百度などが構築しているワイマイプラットフォーム(個々のお店はこうしたプラットフォームに登録)の配達員です。
こういうシステム、日本にも是非、と思うのですが、
お昼時に殺到する注文に対応するには、それなりの数の配達員を確保することは必要そうですね。
配達員さん、今日もありがとう!
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