上海B級グルメ案内その1-近場の水郷でアツアツの湯圓を!-
新年好(シンニェンハオ)!明けましておめでとうございます。
旧正月(またの名を春節)の時には、コンビニの定員さんも↑のように挨拶してくれます。
筆者らは既に仕事始め(というか、春節中も仕事)ですが、
まだまだ街はお休みモード。明日から本格始動という中国企業も多いです。
春節中は、お休みになるお店も多いですが、せっかくなので、春節らしい物を食べたい!
ということで、散歩がてら、地下鉄で気軽に行けるミニ水郷、南翔老街(ナンシャンラオジエ)に行ってきました。
南翔老街の歴史は、古くは宋の時代までさかのぼるのだとか。
小さな通りですが、それらしい町並みを見ることができますので、
西塘や朱家角などまで足を延ばす時間がないけど、雰囲気を味わいたい!という方におススメ。
そして、ここをおススメする理由がもう1つ。
それは、この狭い通りに、B級グルメのお店がひしめき合い、食べ歩きにも最適ということ!
通りの入り口付近は、臭豆腐という、これまたB級グルメの、独特のにおいが充満し、
苦手な人はきついかもしれないのですが、通りを進むと、小籠包やさんが軒を連ねます。
そう、南翔は、小籠包のふるさととも言われる街。
しかし、どうしても、春節らしいものを食べたかった筆者は、小籠包やさんをしり目に、湯圓やさんへ!
湯圓(タンユエン)は、主に南方で、春節に頂く伝統の小吃(シャオチー、ちょっとした食べ物)。
その見た目と、発音から縁起がいい食べ物とされているのだとか。
筆者が入ったのは、こちらのお店。
行列ができてますが、回転が速いため、待つことなく店内で頂けます。
湯圓の中身は、ゴマ、小豆あんなどの甘いもののほか、ひき肉入りのものもあります。
筆者がオーダーしたのは、ゴマ、1個3元(執筆時のレートで約49円)。
他の人の注文も聞いていると、どうやら、ゴマが一番人気のようです。
全種類、1つの大なべでゆでているようで、一見、どれがどの中身かを見分けるのは難しそうですが、
そこは、メガネの曇りと格闘しつつ、おばちゃんが的確に見極めてよそってくれます
見た目は白くてツルツル。蓮華で割ってみると...
中からゴマ餡がとろーり。
しかし、写真のように、せっかくのゴマ餡が流出してしまいますので、
できれば蓮華の上で食べきってしまうのがよさそうです。
ツルツルとした見た目から、お団子のように、あっさりとした歯切れを予想していたのですが、
お餅のような粘りがあり、かといって、煮過ぎたお餅のようなダレ感はなく、お餅部分の厚みもあって、歯ごたえもしっかり残っている、という、絶妙な食感...
ゴマ餡も甘すぎず、これはウマい!!
直径10センチくらいあるので、2個食べればおなかも満足。
アツアツをその場で頂くので、食べ終わるころには、街歩きで冷えた体もぽかぽかに。
ちなみに、この通りから1歩入った、和平街という通りもお勧め。
ここは人通りも多くなく、座れる場所がたくさんあります。
さらに和平街を駅方向に歩いていくと、水郷とはまた違う、昔ながらの街並みが残っていて、
こんなかわいいシーンに出会えるかも。
水郷の街並みを眺めながら、アツアツの湯圓を頂けば一石二鳥。
さらに小籠包も制覇できれば一石三鳥ですね。
寒い日に、ぜひおなかをすかせて行ってみてください。
☆行き方:南翔老街へは、地下鉄11号線で「南翔」駅下車。2号出口から右方向に進み、最初の道路(中佳路)に入る。そのまま民主東路に入り、市場の手前で右折して和平街に入り、川沿いに沿って歩く。
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