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日本国内/滋賀特派員ブログ FUNAZUSHI-MARU

日本国内・滋賀特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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皆さん、この時期になるとスーパーの店頭でお菓子の入った「クリスマスブーツ」を目にすることと思います。
あのクリスマスブーツどこが発祥地かご存知でしょうか?
かく言う僕もつい何年か前まで知らなかったのですが・・・・。


実は、僕の地元、「草津市」だったんです‼


そんな地元の観光物産協会主催で定期的なハイキングを開催されていて、先日はこのクリスマスブーツをテーマにしたイベントでした。早速申し込み、娘と二人で参加してきました。

現在、12月25日まで「第4回草津まちイルミ」が開催されていて、草津市内各地がイルミネーションで彩られています。
そのスポットの一つに巨大なクリスマスブーツが・・・

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こちらは草津駅西口にあるエストピアホテル前に設置されており、夜には4m近い大きさの巨大クリスマスブーツがライトアップされ出迎えてくれますよ。

そのエストピアホテルの裏手へ徒歩3分程度のところにクリスマスブーツを初めて世に送り出した会社があります。

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それが「近商物産」という会社です。
こちらではクリスマスブーツのことを「銀ブーツ」と呼んでおられますが、昭和30年頃から製造を始められており今年で満60周年となるそうなんです!
クリスマスブーツ誕生のきっかけは、先代の社長がクリスマスツリーの飾りにあった小さな靴を見て、「サンタさんの靴を大きくしてお菓子を入れたら子供たちが喜ぶのでは?」と思いついたのだとか・・・
銀色に赤のフェルトで飾られたものがスタンダードな銀ブーツ、今では人気のキャラクターなど様々な種類が作られていて、年間200万個を販売されています。

今回のハイキングではこちら近商物産様にあるギャラリーに入ることができました。

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こちらは近商物産様の本社2階にあり、中には定番の銀ブーツや、

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最新のキャラクターデザインのものや幻の試作品など含め200点ほどが展示されています。

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中には子供がすっぽり入りそうな大きなクリスマスブーツも・・・。こんなのもらったらウチなら発狂ものです。


この日は会場を別に移して、定番の銀ブーツを使ったオリジナルデザインブーツ作りが体験できる催しがありました。
シールになっている塗り絵に好きな色を塗って貼り付けたり、可愛い飾りをいろいろ用意していただいています。

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思わず娘そっちのけで夢中になってしまいましたが、果たしてうまくできたのかな?
娘も「かわいいっー!」を連発。写真には写っていませんが中に入れるお菓子もいただいて大満足でした!

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今年はクリスマスブーツ誕生満60周年ということで、とっても小さなキャンディー入りのブーツも頂きました。
(中身はこれまた草津市内に工場のある「パインアメ」)


皆さんの近くでクリスマスブーツを見かけたら、それは滋賀で作られたものかも・・・
この時期、草津駅前の様々なお店でもクリスマスブーツギャラリーが開催させれおり、子供たちが作ったオリジナルブーツが展示されています。
草津駅の西口にちょこっと寄り道してみてくださいね。


2017年12月10日

毎週楽しみに観ているNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」も最終話まであと少し、いよいよ大詰めですね。
ご存知の通り今年の大河は井伊家のお話。ドラマでは井伊家を再興し徳川四天王まで上り詰めた「井伊直政」を描いています。
その直政が初代藩主となったのが彦根藩です。
そしてもう一人、井伊家で最も有名な方がいらっしゃいます。こちらは教科書にも出てくるので、ある意味直政よりも先に知る井伊家の人物なのではないでしょうか?
はい、「井伊直弼」です。
安政の大獄や、日米修好通商条約の締結、桜田門外の変などダークなイメージが付きまとってしまう方ですが、非常に聡明で文武に優れ、幕末の国難に際には命をかけて国を救おうとした人物なのです。


そんな井伊直弼が32歳まで過ごした場所があります。それが彦根城の開国記念館(佐和口多門櫓)から中堀を挟んで対面にある「埋木舎」です。

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直弼は11代藩主「直中」の14男として生まれました。母は側室の富。
すでに正室の子「直亮(なおあき)」が12代藩主となっていたため、直弼には養子になるか部屋住として一生を送るしかありませんでした。その後養子になるチャンスもあったものの上手く進まず、直弼は部屋住として一生過ごすことを決意します。

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そういった不遇の時代をこの埋木舎で過ごしたのです。その時に詠んだ歌があります。


「世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は」


覚悟した直弼はありとあらゆる芸事にその人生を費やしていきます。
禅、居合、和歌、国学、茶道などどれもが達人の域にもなったそう。
付いたあだ名は「ちゃかぽん」。
(茶道のちゃ、花道のか、能の太鼓のぽん)
ここ埋木舎はその後幕府の大老として幕府や日本の舵取りに活躍した井伊直弼の基礎を作った場所なのです。


屋敷の入口には直弼に関する資料が置かれています。(屋敷の中に上がることはできません)

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それらの中には、
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直弼の実際に着ていた着物や、

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使っていた籠も…


屋敷の外を回るとちょっとした庭園になってます。

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直弼もこの小さな庭を眺めながら、いつか広い世界を、と思ったのでしょうか…


ここは屋敷の中の様子を外から見る形になっていて、様々なものが展示されてます。

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井伊直弼や歴代藩主の肖像画の展示や、

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直弼の等身大パネルなどで当時の様子を伝える展示がされています。


さて、タイトルにある「大河ドラマ第1作目」のことですが、実はNHK大河ドラマの1作目が「花の生涯」という井伊直弼を主人公とするものだったのです!
原作は舟橋聖一の同名小説で、主演は尾上松緑(おのえしょおうろく)さんが歌舞伎界より出演し直弼を演じました。
最高視聴率32.3%の大変人気の高いドラマであったようです。
この花の生涯で直弼の青春時代の舞台として「埋木舎」が使われています。


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ということもあり、こちらには大河ドラマで井伊直弼を演じた歴代の俳優さんがパネル展示されています。
ちなみに宮崎葵さんが主演した「篤姫」では中村梅雀さんが直弼を演じていましたが、今回の直虎ではナレーションを担当されており、偶然かもしれませんが大河の井伊との縁を感じるエピソードとなっています。


それともう一つ、この「埋木舎」は現在、市ではなく個人の方が所有・管理されています。その方は大久保さんという方で、なんと大久保家は古くから井伊家を支えてきた家臣であり、今もこうやって井伊家の歴史を伝える役割を担われています。
史跡の保存はコストや労力も含めどこの史跡やお寺でも厳しい現実がありますが、大久保さんも「正直お金もかかるし大変ですが、先祖代々繋いできた責任への思い一つでやってます」と仰ってました。


そう考えると史跡や観光地を訪れる人が増えることで、これらの保護に繋がるのかもしれません。観光する側も受け入れる側も歴史的な資産を後世に繋いでいく大事な役割を担っていると考えるのは大袈裟でしょうか?
その意味でも、こうしたブログが歴史資産の維持・継承に多少の役に立てればいいなぁ…と思います。


国指定特別史跡:埋木舎(うもれぎのや)
・住所:滋賀県彦根市尾末町1-11
・TEL:0749-23-5268
・開館時間:9:00~17:00 ・休館日:月曜日 8月13日~17日、12月下旬~3月中旬
・入館料:大人300円


2017年12月 5日

その日は車を使う用事があったので、嫁を仕事場まで送って行きました。
帰りに湖南市を走ってると何気に「湖南三山」の看板が目に入り、ふと紅葉はどうかな?と気になったので寄ってみることに。
そのくらいふらっと寄れる所なので、まぁちょっと様子でも・・・くらいの感じです。

滋賀の三山と言えば有名なのは湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)ですが、湖南三山(常楽寺、長寿寺、善水寺)も知名度では劣るものの、いずれも国宝を抱える紅葉の名所なんです。

今回訪れたのはそのうちの一つ天台宗の古刹「長寿寺」
ここへ行く手前に「常楽寺」もありますが、開門まで少し時間もあったので、さらに奥の長寿寺まで足を伸ばしました。

長寿寺の手前に大きなグラウンドがあるのですが、それが駐車場となってます。

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すでに駐車場にも赤や黄色のモミジが地面を絨毯のように埋め尽くしています。
それを見ながら正面に向かって行く途中、ちょっとした地元の方々がこの季節だけ開いているお土産物のお店があります。
そこを抜けたところが山門。

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さすが1200年歴史を持つ古刹、茅葺の山門の佇まいがいい感じ!
山門の先にモミジの回廊が広がっているのが見え、ちょっと試しに見に来ただけでしたが奥まで入ることにしました。
(ちなみに拝観料は500円)

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山門をくぐれば、真っ赤ではなく黄色のモミジが本堂まで続く参道を覆いつくしています。間に刺し色のように入る赤も逆に引き立ちます。
今年は滋賀県も台風21号の爪痕があちこちに残っており、その被害は大きいものでした。
このあたりの紅葉も少なからず影響を受けているようで、例年なら黄色のイチョウと真っ赤なモミジのコントラストが見られるそうですが、イチョウの葉っぱは風でなくなってしまいました。
そのイチョウの抜けた穴を埋めるかのようなモミジの黄色がそれはそれで綺麗!

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参道の途中にはよく見るとウサギやフクロウが・・・。

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国宝寺院の参道なのに、こういった遊び心があるっていいですね。

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本堂の手前にあるのが、石造りの多宝塔。
ここ長寿寺は世継ぎのいなかった聖武天皇が良弁僧正に祈請して造らせたお寺。多宝塔はその聖武天皇の菩提を弔うために鎌倉時代に建立されたものです。


そしていよいよ本堂が目の前に・・・

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檜皮葺の堂々たる佇まいの本堂が現れます。
中には聖武天皇が子を授かることができたといわれる「子安地蔵尊」がご本尊として厨子に中に安置されていますが、本堂内は写真撮影は不可。
ご本尊も50年に一度しか開帳されません。次回は30年くらい先みたいです・・・。半開帳があれば見れるかな?


本堂の奥には約3mもある阿弥陀如来坐像が安置されており、金箔に彩られた仏像は大きさも含めてなかなかの迫力です。
この本堂裏からの眺めも大変綺麗でしたよ。

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本堂の裏手に小高い場所があり、そこには天正の頃までは三重塔があったということです。

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実はこの三重塔、織田信長が安土城にもっていってしまったのです。
安土城跡に行けば、その三重塔が今も天主跡から見下ろした位置に建っていますよ。

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山門からすぐのところに庵があり休憩もできます。
この日は中で「草津街あかり」でも見かけた竹灯籠が。手の込んだ細工の竹灯籠とモミジのコラボも絵になります。


でもやはり花より団子・・・

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湖南市の郷土料理「いもつぶし」。サトイモなどのイモ類と米をつぶして練った団子のようなものに柚子味噌をつけて食べます。
お酒はもちろんお持ち帰りで・・・。こちらは湖南市石部の酒蔵が出している湖南三山限定のラベル。


この日は開門の9時に行ったので、お客さんも少なくゆっくり見れました。
ちょこっと寄り道で大変見ごたえのある古刹のモミジに出会える湖南市・・・。滋賀にはまだまだ秘密発見みたいな場所が沢山あります。
秋はそんな国宝級の穴場スポットにお出かけしてみてはいかがでしょうか?


天台宗 湖南三山
阿星山「長寿寺」
滋賀県湖南市東寺5-1-11
TEL:0748-77-3813

アクセス:JR草津線石部駅下車3.7㎞(駅前にレンタサイクルもあります)
     駅前にハイヤーが常駐・市営巡回バスもあり 約15分 長寿寺下車
     車は名神栗東ICから国道1号経由、石部口を左折、10分駐車場あり


2017年11月27日
2017年11月18日
2017年11月11日
2017年11月 6日
2017年10月31日
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  • 特派員プロフィール
  • 滋賀特派員

    滋賀特派員
    FUNAZUSHI-MARU
    近江国 彦根に生まれ京の刷物屋で働き、週末は東海道・中山道の分岐点「草津」を中心にロードバイクで街道を駆け巡っておりやす。昨年は東海道57次(大阪:高麗橋~東京:日本橋)をロードバイクで走破。
    琵琶湖だけじゃない近江の国の知られざる魅力を少しでも多くの方に知っていただければと活動中!
    ブログ:FUNAZUSHIの国から.work DISQUS ID @disqus_IL7NPPr8QW

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