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日本国内/湘南特派員ブログ 鶴賀 奈穂乃

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2015年11月17日

【レポート】茅ヶ崎にゲリラアートが登場!


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【レポート】茅ヶ崎にゲリラアートが登場!


皆さんは"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"をご存知でしょうか?

私は今回茅ヶ崎市役所の方からご案内いただくまで知らなかったのですが、"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"とは、毛糸を使って街なかの木や公共のありとあらゆるものをデコレーションするゲリラアートの一種だとか。

2004年にオランダで始まったと言われているらしく、現在ではロンドンやニューヨークを始め、世界中に広まっているそう。

こちらのブログ で海外のいろいろな"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"の写真が見られますが、並木道の木の幹全体がカラフルなニットで覆われたり、ロンドンと言えば...という赤い公衆電話ボックスが色とりどりに装飾されたり、地下鉄の座席がニットでカバーしてもらったり、道路標識まできれいに字が読めるようにレタリングされたりと、その規模も技術の度合いも本当にさまざま。

"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"をするアーティスト=Yarn Bombers(ヤーン・ボンバーズ)は、彼らが伝えたい社会的または政治的なメッセージを含んで"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"をすることもありますが、多くの場合はただシンプルに「アートを楽しもう!」ということだそう。

実際、写真を見ていると驚くほどの緻密さでオリジナルの文字や柄、形をそのままコピーしたものもあれば、まさにアイディア!というような可愛らしかったり奇抜なものまでいろいろあり、これらを公共の空間で編んだり取り付けたりというのは、かなりのスキルが必要そうです。


今回は皆さんに事前告知できなかったのがとても残念なのですが、この"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"がとうとう茅ヶ崎にも上陸しました!

『Yarn Bombing"C" (ヤーンボンビング"C")』ということで、茅ケ崎市内に住む作家さんや毛糸屋さんを含む3人の方が集まって作られた"ヤーンボンビング茅ヶ崎"によるもの。

日本ではまだまだストリート・アートに対する受け入れ度が高くないのでゲリラアートにはされず、事前に茅ヶ崎市役所の許可を得て、毛糸の楽しさをより多くの人たちに知ってもらうこと、体験してもらうことを目的に、11月12日(木)から15日(日)までサザンビーチちがさきのモニュメント"サザンC"にカラフルな手編み作品を取り付けられましたよ。

メンバーの方たちがSNSを使ってご自分の周りの方たちに告知し、20センチ×170センチのマフラーのような形のニット作品を作ってくださる方を公募されたところ、約30人の方たちが集まり、それぞれがオリジナルの作品を作られたとか。

その作品をサザンCに取り付けるのにも時間がかかるので、公募で集まった作品を4つずつ事前に繋ぎ、少し大きな爆弾(作品)にしておかれたのだそう。ひとつとして同じものがないオリジナル作品なので編み方もそれぞれのため、繋ぎ方も慎重に、最適な方法を考えながら作業されたのだそうです。

当日現場でなければできないことがたくさんあるので、事前にたくさんイメージトレーニングやリハーサルをして迎えた本番。

公募で集められた作品を彩りよく配置して取り付けたあとは、縦横30センチ以内の小さな毛糸で作ったデコレーション(お花やリボンなどなど)をお持ちいただけるとその場でスタッフの方がサザンCに取り付けてくださいました。また手ぶらでいらしても、その場で好きな色の毛糸でポンポンを作って飾ることもできましたよ:D

(詳細は"ヤーンボンビング茅ヶ崎"ホームページ でご覧いただけます。)


今回"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"の対象となった茅ヶ崎のシンボルでもある"茅ヶ崎サザンC"は、環境問題や民族紛争、貧困問題など、私たちが抱えるさまざまな問題に、いたわりや譲り合いを思い出し、不完全な円(縁)を完成させ、幸せな暮らしを形作る"思いやりの輪"をイメージしているそう。

この不完全な輪は、私たちがそこに立つことで完全な輪になります。逆に言えば、不完全な輪を作るのも私たちだけど、不完全を完全なものにできる可能性を持っているのも私たち。

奇しくも、今回のイベント期間中にはベイルートやパリでテロが多発し、普段平和を当たり前と享受していた多くの人たちにも、非暴力の大切さ、行動することの重要さを実感する機会となりました。

今回の『Yarn Bombing"C" (ヤーンボンビング"C")』の活動には、社会的・政治的メッセージはないということでしたが、この時期に"思いやりの輪"であるサザンCに多くの人達が集まったことにはとても意味がある気がします。

少しお話が逸れてしまいましたが、今回のイベントをもう一度という声も多いようで、また近いうちに茅ヶ崎のどこかで"Yarn Bombing(ヤーン・ボンビング)"が見られるかもしれませんね。

ご興味おありの方は下記までお問い合わせくださいね。

ヤーンボンビング茅ヶ崎    ウェブサイト:http://yb-chigasaki.tumblr.com/    メール:メールはこちらへ    電話:0467-91-4453(チカディー)


 
 

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カテゴリー イベント・行事・お祭り 文化・芸術・美術
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      湘南特派員
      鶴賀 奈穂乃
      フォトグラファー&アーティスト。2006年よりグアム在住。 南の島の光と色彩を生かし、“happiness”をテーマに観る人がやさしい気持ちになれる写真を独自の視点で切り取る。愛情あふれる日常のひとコマをアートに昇華させる、ハッピーオーラにあふれた家族やマタニティー、ベビーのポートレートやウェディング写真が人気。東京、グアムにて個展多数。
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