1$カレー登場の巻
こんにちは。シェムリアップの案内人・西村です。
本日ご紹介するのは、最近急激に日本人のビジネス&居住者が増えたシェムリアップの北部、個人的に名づけた(エセ)通称日本人シティと呼ぶ「ボレイプロンプレイ(チャーミングシティ)」のとあるお店です。
数日前、ふと通りかかると「1$CURRY」という黄色いのぼりがたっているのを発見。
このお店、1年ほど前に「ムーンカレー」という名でオープンして、日式カレーのデリバリービジネスをやってたはず。
むむむ、これは気になる。
とのことで、翌日お昼に行ってみました。
で、たどり着くとやはり「1$CURRY」の文字がある。しかしドアには張り紙がありムーンカレーの料金(7~10$くらいだったかな?)が、はてはてと思いつつ、締め切ったドアを外から覗いてみると、日本人のおかみ風の女性が登場。
「いやね。昨日からね、1$カレーを始めたのよ。スタッフ遊ばすのはよくないでしょ。旦那が日本からよく来るから、一緒にカレールーを運ばせてるのよ。ああ、あの張り紙ね。あれは取り忘れ取り忘れ。ははははは」とのこと。
いやいや、1$!? 、いやいや1$カレーじゃ元取れないでしょと、他人事ながら気にしていると。
「まあね。とりあえずのぼりも日本からわざわざ持ってきたしね。しばらくやるからさ。ははははは」と。
とりあえず、注文してみると。
お、普通の肉なしカレー。
ちょいと、さみしいなと思い、肉を入れないのかと聞くと、「いやね。肉は危ないでしょ。あとコストね。肉を入れるとね~。あっははは」とのこと。
ううむ、1$にこだわらなくても・・・。いやむしろ価格破壊だし。(僕の運営するカフェでもカレー出してるからわかるけど、絶対無理だって思う)
しかし食べてみると、普通においしくあっさり完食。でもたった1$。
ううむ。嬉しいけど、いつまで持つか心配というのが、親心というか、なんというか・・・。
とりあえず、カレー好きの方、ぜひおかみに会いに行ってください。とても元気で面白い方です。
またそのうち、トッピングなども増やすそうです。
※ ご一読いただいた方、コメントお待ちしております。
筆者
カンボジア特派員
西村 清志郎
カンボジア観光省プロモーション&マーケティング部に所属しながら、現地旅行会社を運営しています。
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