【必見!】高品質なシンガポール土産が揃う「Naiise」

公開日 : 2015年08月24日
最終更新 :

シンガポール旅行で困ることのひとつが、シンガポールのお土産。東京23区ほどの小さな国だけに、シンガポール製のものを見つけるのは至難の業。

とはいえ、シンガポールならではのものづくりを目指す若い人が少しずつ増え始め、そんな状況が、最近少しずつ変わりつつあります。

そんな志ある人たちの作った製品を買えるのが、今年5月に第一号店をオープンし、現在シンガポール内で3店舗を運営する雑貨店、「Naiise」。

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創設者のデニス・テイ(Dennis Tay)さんは、クリエイティブ関連の仕事を経て、「毎日の生活にデザインを取り入れることで、人々の生活がより豊かになる」というコンセプトのもと、2014年に初のポップアップショップを設立。現在オンラインショップも含めて、300ものシンガポールブランドを扱い、ローカルアーティストの育成にも力を入れています。

デザイン性が高く、しかもシンガポールらしさの光る品々はパッケージもお洒落で、お土産にもぴったり。

衣類やインテリアなど、幅広いラインナップですが、その中でもお土産として手軽に買えて持ち帰りしやすいもの、中でも今回は、「食」にまつわるものをクローズアップしてご紹介していきます!

1)Hunter's Kitchenette のナッツバター

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特に私が気に入っているのが、こちらのナッツバター。手のひらサイズの40gのボトルが6つ入ったギフトセット(35シンガポールドル)は、様々な味が楽しめておすすめ。

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一番人気のピスタチオとアーモンドの200gボトル2個のギフトセット(38シンガポールドル)はNaiiseのみの扱いとなっています。

大きなボトル(200g)は使われているナッツによって、14シンガポールドルからです。

甘さ控えめで、濃厚なナッツの個性が際立ちます。とてもクリーミーなのですが、ほのかに残るナッツの粒を噛むたびに、フレッシュな香りがはじけます。雑味のない味わいで、それぞれのナッツの個性が際立ち、高品質な選りすぐりのナッツを使っているのがわかります。工場もシンガポールにあるので、いつでも新鮮な味が楽しめます。私自身、もともとナッツが好きということもあるのですが、やめられない、とまらない美味しさです。個人的には、ピスタチオとカシューナッツがお気に入りです。

2)GSHのジャム

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赤道直下にあるシンガポールらしい、トロピカルフルーツのみを使い手作りされたジャム。ブランド名は創設者のゴー(Goh Soon Hock)さんの頭文字から。

もともとシンガポール植物園などを管理するナショナルパークスボードで自然保護の仕事をしていたゴーさんは、地元のマーケットで買ったフルーツを使うことで、輸送の為の二酸化炭素の排出を抑える、エコロジー的な視点もあるのだとか。

シンガポールのキッチンでゴーさんが自ら丁寧に手作りするジャムは、りんごからとったペクチンを使うなど、天然素材のみを使った優しい味わい。

「ジャム」というよりも柔らかく、デザートに添えるジュレのような印象です。一番人気のパッションフルーツは酸味が控えめ、種の粒々の食感が楽しめます。ボトルの横にあるゴーさんからの一言も、一瓶一瓶にこめられた思いが感じられて楽しいです。

ちょっと変わったものが好きな方には、ドラゴンフルーツ&ライチがおすすめ。少し粘りがあり、ドラゴンフルーツの紫色の色素の少し青っぽい香り、トゥルンとした食感が葛のデザートやジュンサイを思わせます。

一番味のバランスがよいと感じたのは、マンゴーライム。マンゴーの豊かな香りが生きていて、ところどころで感じるライムピールのさわやかさがいいアクセントになっています。50g(4.5シンガポールドル)、200g(12シンガポールドル)の2つのサイズ展開です。

3)ストレイツ・プリザーブのジャム

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シンガポールスリングマーマレードなど、これぞシンガポールというインパクト抜群のジャムが揃います。実際に食べてみると、チェリーの香りとパイナップルの味わいが生きた、あのシンガポールスリングの味!ゼリーなどのソースにしたい味わいです。

実際の製造はマレーシアですが、シンガポールの会社が作っています。この他にも、シンガポールで好まれる、カラマンシーという小さなかんきつ類を使った、トロピカルカラマンシーは、肉料理のアクセントなどにも使えそうです。スパイスアイランドは、パイナップル、ライム、オレンジといったフルーツがベース。スパイスがほんのり効いていますが、強すぎないのでバタートーストやフレンチトーストなどに合いそう。いずれも、大きさは200g(14.5シンガポールドル)のみの展開です。

この他にも、シンガポールの朝食の定番、「ナシ・レマ」フレーバー(50g、18シンガポールドル)や「パンダン・シフォン」(50g、26シンガポールドル)など、シンガポールらしいフレーバーが揃うティーブランド、「ETTE Tea」の紅茶

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シンガポールの新進気鋭のアーティストが描いた、マレークエ(マレー風のお菓子)の名前が一覧になったポスター(20シンガポールドル)なども買うことができます。

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番外編)「Shophouse Sixty Five」のリップバーム

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もうひとつのお勧めが、ハンドメイドのシンガポールフレーバーのリップバーム(9.5シンガポールドル)。スティック状の使いやすい形状、そしてシンガポールらしい甘い香りが特徴。フォートカニング公園、セントーサ島などの地名や、ロースバンドン(バラの香りのローカルドリンク)、コピ(シンガポール風コーヒー)などがあり、思い出の場所や気に入った食べ物の味を思い出せるお土産としてお勧め。Sixty Fiveとは、1965年の建国にちなんだネーミング。今年は建国50周年ということで、3本セットにクラッシックなポーチに入った、SG50セット(29.5シンガポールドル)も限定で出ています。個人的には、Sir Rafflesのさわやかさの中に甘さがある香りが気に入っています。

Naiiseは現在、シンガポールで3店舗の展開。シンガポールブランドのみならず、世界各国のデザイン性の高い商品も扱っています。

取材したフラッグショップのクラーク・キー店では、週末には、様々なワークショップも行われていて、ショッピングだけではない多様な体験を求めている方にもぴったりです!

■クラーク・キー店 Central Clarke Quay #02-23, 6 Eu Tong Sen St, 059817

電話:+65 6702 3248

支店

■オーチャード店 Wheelock Place #02-12, 501 Orchard Road, 238880

■ジュロン・イースト店 Westgate Mall, #01-30, 3 Gateway Dr, 608532

営業時間(全店舗共通):11:00~22:00(無休)

筆者

シンガポール特派員

仲山今日子

趣味は海外秘境旅行、現在約50カ国更新中。

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