限定「はし田」×「四川飯店」和食と四川料理の豪華な競演!

公開日 : 2016年01月06日
最終更新 :

シンガポールで寿司の名店として知られる「はし田」の橋田建二郎さんと、中華の名店「四川飯店」の陳建太郎さんによるスペシャルコラボレーションイベント「The Rising Sons of Japan」が1月28日の一夜限定で行われます。

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会場は、ラッフルズプレイスのレストラン、Me@OUE(ミー・アット・オーユーイー)。

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こちらは、和食、中華、フレンチそれぞれにエグゼクティブシェフがいて、1つのレストランでありながら、それぞれが好みの料理を楽しめるという仕組み。陳シェフが中華のエグゼクティブシェフとなっていることから、会場に選ばれました。

屋外のバーエリアからは、マリーナベイサンズを望む絶好のロケーション。

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天井が高く、オープンキッチンには開放感があります。

「The Rising Sons of Japan」ライジングサン=日(Sun)が昇る、という言葉と、(人気などが)上昇中の息子たち(Sons)、という意味をかけたイベント名は、橋田シェフが、ハリウッドスターをはじめ、著名人が訪れることでも知られる勝どきの寿司店、「はし田」の二代目、陳シェフが、中華の鉄人としても知られる陳建一氏の息子である、ということからつけられました。

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和食と四川料理という、一見相反する組み合わせをどのように融合させるのか、という疑問に、陳シェフが答えてくれました。「四川料理には"一菜一格、百味百菜"という言葉があります。これは、一つ一つの料理にはそれぞれの品格があり、百の料理には百の風味がある、という意味です。多彩な調味料と香辛料、そして食材が織りなす複雑味が、四川料理の真髄。最近では、本場四川でも、新鮮な海産物や海外の食材が手に入るようになり、食材の味を生かした四川料理が生まれていますよ」。

なるほど、今は四川料理といえば激辛、という訳ではないのですね。

四川飯店は陳建民シェフの時代から日本で三代続く四川料理の名店。日本の四季折々の新鮮な素材を生かした味つけは、和食ともマッチする繊細な四川料理と言えそう。

Executive Chef Chen Kentaro3.jpg

お互いの旗艦店がマンダリンギャラリーにあること、両シェフが同い年という事もあり、料理構成の打ち合わせもスムーズ。プロとしての真剣さの中にも楽しみながら行われているとか。

橋田シェフは「店で出しているものと同じではなく、アレンジを加えて、普段はどんな料理を出しているのだろう?と興味を持ってもらえる料理にしたいですね」

陳シェフは「温かいアミューズのクロケットやメインの和牛は、シンガポールでも日本でも出していない、スペシャルメニュー。提供温度だけでなく、和食とのコラボレーションなので、特に味付けと香りのバランスに気をつけました」と語ります。

橋田シェフは紹興酒を隠し味に使うなどの工夫をこらし、陳シェフはスパイスをやや控えて、8皿のコースが自然な流れになるように構成したのだとか。

この味の組み立てに加えて更に楽しみなのが、400年の歴史を重ねてきた、有田焼とのコラボレーション。

「最近の有田焼はとてもモダンなデザインで、フレンチのシェフなどにも人気。ただ、中華と有田焼のコラボレーションはなかなかないはず。陳シェフがどんな盛り付けをするのか、それを含めてワクワクする」と橋田シェフ。二人のシェフによる味だけでなく、盛り付けの競演も見所になりそう。

料理についてもシェフ自らが話す時間も設けられているそうで、「味、お皿、盛り付け、パフォーマンスなど総合的なエンターテイメントとしても楽しめる場になっています、ぜひいらしてください」と陳シェフ。

2人の気鋭のシェフが、ワクワクしながら練り上げたという、全8皿のディナーコース。

現在予約受付中。世界が認めた寿司「はし田」と、日本で約60年愛され続けてきた四川飯店の四川料理。そんなバックグラウンドを持つ両シェフが織りなす料理の数々が楽しめる、スペシャルな一夜となりそうです!

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■ The Rising Sons of Japan(ザ・ライジング・サンズ・オブ・ジャパン)

住所:The Rooftop Level, 50 Collyer Quay, OUE Bayfront, Singapore 049321

日時:1月28日(木)19:00~

電話: +65 6634 4555

アクセス:MRTラッフルズプレイス駅から徒歩3分

筆者

シンガポール特派員

仲山今日子

趣味は海外秘境旅行、現在約50カ国更新中。

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