あすから開催! Epicurean Journeys 世界のラグジュアリーホテルからシェフが大集合

公開日 : 2016年05月29日
最終更新 :

地域の特徴を生かしたラグジュアリーホテルを世界に展開する、Luxuary Collectionのホテルの5人のシェフが一堂に会して、それぞれの国の料理を一夜限定(アフタヌーンティーのみ2日間)で披露する、Epicurean Journeys(エピキュリアン・ジャーニーズ)がいよいよあす5月30日~6月3日の日程で始まります!

内容についてはこちらもご覧ください!

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会場は、フラトンホテルにほど近い、シンガポールリバーを見渡すレストラン、1919 Waterboathouse(ウォーターボートハウス)。

一足早く、それぞれのレストランのシグネチャーメニューを集めたメディアランチイベントに行ってきました。

まずはそれぞれのシェフの手による一口サイズのアミューズとシャンパンが。

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そして、一皿目はタイのSheraton Grande SukhumvitのManachai Konkangpluエグゼクティブスーシェフによる、マグロのタルタル、Goy Tuna。

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米粉と唐辛子パウダー、そしてライムやミントを使ったタルタルです。当日はタイの4つの地域の料理で構成したコースになりますが、

Manachaiシェフは、故郷タイ北東部の味をこのシグネチャーコースに組み込みました。故郷では牛肉で作られるというタルタルですが、

メコン川の海の幸も有名な地域。そこで、海の幸のマグロを使ってアレンジしたのだといいます。

続いては、イタリア・ヴェネツィアのHotel DanieliのDario Parascandoloエグゼクティブシェフによる、Venetian Grilled Octopus。

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シーフードが有名なヴェネツィアならではの、グリルしたタコを、緑の香りのパセリのソースで仕上げました。様々な種類のオリーブ、バジルソース、トマトのピュレなど、イタリアの味を詰め込んだ一品。ジャガイモのスフレで作ったボールで、盛り付けもリズム感のあるものに仕上がっていました。

そして、インドのITCホテルのコーポレートシェフ、Manjit Gillシェフによる二品。

まずは、全く脂っこくなく、小麦の香りを生かして香ばしく焼き上げたナンと、レンズ豆のスープ、Mulligatawny Soup。

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マスタードシードの香るレンズ豆のスープには、少しだけインディカ米が入り、食感のアクセントに。

そして、二皿目は、Tandoori Jhinga。

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実は、3年前にインドに行った際に、Manjitシェフが指揮するBukharaにお邪魔したことがあります。

タンドーリ料理が特に有名なのですが、それがシンガポールで味わえるなんて!と懐かしくいただきました。

大きなエビをヨーグルトやターメリック、唐辛子などManjitシェフオリジナルのスパイスを使ったソースでマリネして炭火で焼き上げ、

ぎゅっとライムを絞って、さっぱりといただきます。スパイスが効いていますが、上質なエビの味、炭火焼きの香ばしさがそのまま楽しめます。添えられたミントとコリアンダーのソース、穏やかな味わいのジャガイモのピュレ、やや塩気が強く酸味のあるヨーグルトとビーツのソースなど、異なった味のバランスが楽しめるようになっています。Khasta Rotiという、セモリナ粉と全粒粉のカリカリとしたクラッカーが食感のアクセントになっています。

そして、ギリシア・アテネのGrande BretagneのSotiris Evangelouエグゼクティブシェフは、Baby Lamb Filletを。

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スモークしたナスをピュレ、ソース、レーズンと松の実と共にソテーするなど、三種類の形で調理。ローストしてキャラメルのような

香りを感じる、甘みの乗ったナスのチップを添えて。Tzatzikiという、ヨーグルトとキュウリのギリシアの伝統的なソースをフォーム状にアレンジ。しっとりしたラム肉の食感が絶品、そしてヨーグルトソースの酸味とみずみずしさ、ナスの香ばしさと甘み、ピュレにしたナスのほのかな紫の香り、松の実のコク、レーズンの甘みなどが融合して、複雑な味わいを生み出しています。Alain Ducasseの下でフレンチを学んだというSotirisシェフの料理は、ギリシア料理という素朴なイメージの料理を、見事にファインダイニングの味に昇華させていました。

デザートは、オーストリア・ウィーンのHotel Bristolから、Manuel Gratzlエグゼクティブシェフによるウイーン菓子。

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イチゴのムースと、ウィーン名物のシナモンが香る Applestrudel(リンゴのシュトゥルーデル)のフィリングをワンタンの皮に詰めた小さなお菓子、そしてザッハトルテなどのチョコレートケーキで有名なウィーンらしく、なめらかで穏やかな味わいのチョコレートガナッシュ。上に乗った岩塩が味を引き立てています。表面はサクサク、内側はしっとりとしたブラウニーはウイーン菓子によく登場するヘーゼルナッツが香ります。ラズベリーにも、チョコレートクリームが詰められていて、細かいところまで丁寧に作られていることが感じられます。「甘みを強くしすぎないように、現代の味覚に合った程よい甘さを模索した」というManuelシェフ。こちらは、アフタヌーンティーセットとして楽しめます。

(実際のメニューはそれぞれのシェフによる一か国の料理を詰め込んだコースとなります。)

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そして、最後には、宿泊券のプレゼント抽選会も。

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実際に予約した方には、宿泊券とシンガポールからの往復エアチケットが当たる抽選があるそうです。

詳細なメニュー、予約は、以下の公式ウェブサイトをご覧ください!

<DATA>

■Epicurean Journeys(エピキュリアン・ジャーニーズ)

期間:2016年5月30日(月)~6月3日(金)

会場:3 Fullerton Road, The Waterboathouse, #03-01, Singapore 049215

電話:+65 6538 9038(1919 Water Boat House)

ウェブサイト:http://www.epicureanjourneys.sg/

筆者

シンガポール特派員

仲山今日子

趣味は海外秘境旅行、現在約50カ国更新中。

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