スコピエ〜イスタンブール〜スコピエ

公開日 : 2008年09月30日
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スコピエからイスタンブールへは約1時間15分の空の旅だ。180ユーロぐらいで(3万弱)往復できる。今回、イスタンブールへは10日程滞在したので、地球の歩き方の本を片手にイスタンブールはすべて歩き尽くした気がする。そして 飲み尽くし、食べ尽くした。

イスタンブールはいっぱいガイド本もでているので、観光ガイドは抜きにして、私の街の印象と気をつけなければいけないところと、結構気に入ったいけてるレストランをつらつら、書いてみます。

街の印象→(良い所)1、景色が非常にいい。坂道だらけで(かなりの)歩くのは疲れるが海を抱き急な傾斜に家々がはりつき小高い丘にモスクが整然と構える景色が良かった。

2、エジプシャンバザールやスパイスバザールではトルコ人の生活をみることができる。多くの街では観光客向けの顔しかみれない。3、モスク建築の技術が高く芸術的 4、バスやトラムがきたなくない。5、トルコ人はポイポイ道ばたに物をすてるが夕方8時頃になるとごみ収集車が毎日やってきて路上清掃にあたり政府が街をきれいにすることに熱心なところ 6、トイレがまあまあきれい(でも100円くらい払う)で、一寸見渡せば WC の看板を探せる点 7、新鮮な魚がたべれる(スコピエに住んでいるので、私にとってはありがたいのです)8、親切な人が多い

(悪い所)1、タクシーの運転手が遠回りをして料金を跳ね上げる所(8回のうち6回だまされた。イスタンブールは道が入り組んでいてくるくる回られると方向感覚が麻痺して、わからなくなる、後でじっくり地図をみるとだまされたのが分かった)2、色々な匂いが交差していてたまに食欲がなくなる。3、ハマム(トルコ風呂)にいったら45ユーロと高かった割に(ホテルで斡旋してくれる)マーサージが10分だった。オスマントルコの時代のハマムで内部はエキゾチックで楽しめたが垢擦りとマッサージはどうでもよかった。どうも、よその観光客向けのハマムも同様らしい。ジモっティーのいくハマムはまず汗をだし自分で体をあらうのみで1000円くらい。マッサージ45分間で2000円強ということだった。いずれにせよトルコ人にとってもハマムは高くたまーにしか行けないらしい。だが!ほとんど混浴だからちょっと面白かった。(裸ではありません。)4、ビール(450cc)400円強 ワイン(一杯)800円強ワインはウィーンの方が安かった。5、グランドバザールで客引きがしつこい点。おまけにストーカー行為が一回あってイスタンブール大学に退避した。

お土産→美しいトルコ絨毯をはじめとして(値段交渉は言い値の半分から交渉するのが良いと思います)イズミックタイル(良い物は一枚3万から4万、お手軽なものは400円くらいから)ガラス細工 リンゴのお茶、香水など様々。

好きだった場所→1、リュステムパシャジャーミー(理由、1500年代の美しいイズミックタイルがふんだんに使われていて現代技術にはできない技(美しい赤色)に感動した。)エジプシャンバザールの中にあり見つけにくいので分からなかったら、その辺の人に聞くとすぐおしえてくれます。2、ボスポラス海峡クルーズの最終点アナドル カヴァウから歩いて砦をめざし登りきった所からみた黒海、魚料理もイスタンブールよりおいしかった 3、ブルーモスクと霊廟(歴代偉かったスルタンとご家族の棺がメッカの方向をむいてならんでいる。)なんだか、心が穏やかになった。4、ガラタ橋のたもと(新市街側から旧市街を望む)で魚をたべながらのワイン一杯は素敵だった。船の発着や夕暮れ、アザーンをBGMに。5、ガラタ塔のてっぺんからの風景 6、ゼイレックジャーミー からの景色(後で詳しく)7、考古学博物館8、水道橋

☆ゼイレックジャーミーは元々行くつもりはなかった。私のホテルから(タキシム広場)イスティラーク通りを歩きガラタ橋を渡ってグランドバザールを横切りイスタンブール大学をぬけて小さいカフェで100円の紅茶と200円のサンドイッチをたべたあとバレンス水道橋まであるいたら(3時間くらいかかった)雲行きが怪しくなってきた。ホテルまでそのまま歩き続ける予定だったが濡れるのもいやなので地図をみたらゼイレックジャーミーが近かったのでそこに入って雨宿りを考えたのだ。だが!雨足は私よりも早くゼイレックジャーミーに登る道で土砂降りとなり、カフェが見えたので走り込んだ。それが 最高なる景色との出会いだった。そしてとってもおいしいレストランとの。走り込んでメニューをみせてもらったら意外にたかくワインが一杯8ユーロくらいだったので(1200円くらい)途方にくれてしまった。なぜならそのときは800円くらいしかもっていなかったから。やっとメニューの中に500円のお茶をみつけ頼んだらとてもおいしいクッキーが二つお洒落な器にはいってでてきた。最初はずぶぬれの自分が情けなくて景色を見る元気もなかったがお茶をのんでゆっくりしたら元気がでてきた。なんと目の前にはイエニジャーミー(ダウードアーによる設計で大小のドームの織りなすコントロールがかなりいい)が見え、ガラタ橋やガラタ塔などすごいパノラマだった。早速二日後にディナーの予約をいれた。おいしいお茶とクッキーと給仕の対応と清潔なトイレで良いレストランだということはすぐわかった。話に聞けば民放のテレビ局と日本の雑誌が取材にきたという。ディナーは最高の味で、景色といいおすすめだ。チュラーンパレスホテルのレストランも素晴らしかったけれど(かなり高い)。私がいただいたのはラマダン(絶食)のコースで75トーキッシュリラ(7000円)くらいで アリラン(塩入ヨーグルトの用な飲み物)や紅茶は飲み放題。

私の行ったレストラン→www.zeyrekhane.com

90-212-532 27 78

*レストラン

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*レストランからの眺め

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*ガラタ橋新市街からの眺め この辺りのレストランも値段が手頃でおいしい。

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*エジプシャンバザールのスパイス達

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*香水

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*イズミックタイル(リュシュテムパシャジャーミー)

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