お上りさんのロンドン徒然旅日記⑨:子供と楽しむサイエンス・ミュージアム
"自然史博物館"が面白いらしいというので、今回のロンドンの旅で行こうかと相談していました。 エントランスに大きな恐竜のはく製があることで有名な博物館です。 ところが、友人から「サイエンス・ミュージアムが面白いんだって」という情報があり、娘が選択したのは、こちらの"Sience Museum(サイエンス・ミュージアム)"でした。
イギリスは、多くの国立博物館・美術館がタダです。 これスゴイことですよネ。
ちなみに、ロイヤル・ファミリーが住まわれている宮殿やシャーロック・ホームズ博物館については有料です。
高いお金を払うなら1日コース、だったら時間的にムリと言う場合でも、タダで入れるとなれば、ちょっと行ってみようかとなる訳です。
私たちみたいに「あれもこれも」と欲張るお上りさんの旅でも、「午前中だけ行ってみようか!」というのが可能なんですネ。 と言う訳で、朝一で並んで開館と同時に入り、半日遊んできました。
流石、ロンドン在住者の情報網はスゴイです。 このミュージアム、結構面白かったです。
テーマ別に分かれて展示されているのですが、遊びながらサイエンスを学ぶコンセプトで展示されていて子供が楽しみながら学べるようになっています。 実際、学んでいるかは、かなり疑問ですが...
天然燃料のコーナーでは、ゲーム感覚で燃料を集めていくと...
最後には、天井から光りがふりそそぐ...と言う様な楽しいしかけがあったりして意外な展開に驚いたり...
最初の写真は、人間の脳に関するセクションです。 「色々な肩書を持つ4人の老若男女からお金を貸してほしいと言われます。」あなたなら貸しますか? 誰にいくら?
-最終的に、所持金がいくらになったかを競うゲームですが、ところどころで、この人を選んだ心理状態は...みたいな説明があって、学べる様になっています。
空気中の物質についても質問に答えながら進んでいくゲーム形式になっています。
"ロンドンの町を洪水から守れ!"というゲーム。 今一仕組みが良く分からなかったのですが、「ロンドンもテムズ川が氾濫して洪水になることがあるんだなぁ~」ということは分かります。
小さなお子様も楽しめるコーナーもあります。 もっぱら娘くらいの子が遊んでいましたケドね...
モニターを操作して自分で作る万華鏡の世界。 これには、娘も嵌っていました。
ドイツでもそうですが、ヨーロッパでは万華鏡のモチーフ、子供の塗り絵やらおもちゃに良く扱われています。 かなりポピュラーで身近な存在です。
写真では上手く映っていなかったので、いたずら書きしましたが、モニターの上を歩くと、水面に波紋ができます。 これは小さな子供も興味深々でした。 わが娘も小さくはありませんがかなりの時間波紋を作って遊んでいましたよ。
この他にも宇宙をテーマにしたものや、蒸気機関で動く機械や乗り物の展示がされたギャラリーなど見るところはたくさんあります。
その他にも、お金を払って入る特別展示場なども。 最も興味深かったのは、"Wonderlab(ワンダーラブ)"という、「実験室であなたも科学者に!」みたいな感じでしょうか。 色々な面白体験ができそうですが、今回はパスです。
【WONDERLAB】
Official Website:https://beta.sciencemuseum.org.uk/wonderlab/#share
代わりに一番上の階にあった"Fly Zone"で、イギリス空軍機のアクロバット飛行体験"Red Arrow3D"を体験しました。 こちらも有料になります。 360度の飛行体験をと思ったのですが、娘が拒んだためこちらを選択。
後ろの席だったためか、今一迫力に欠ける子供だまし的な感じでちょっぴり残念。
2017年2月8日~9月まで、ロボットがテーマの特別展が開催されている様です。興味のある方は、是非訪れてみて下さいね。
【ROBOTS】
Official Website:https://beta.sciencemuseum.org.uk/robots/#tickets-1
≪INFORMATION≫
Science Museum
住所: Exhibition Road, South Kensington, London, SW7 2DD
開館時間: 10:00-18:00 (最終入館時刻:17:15)*Robotsについては、金曜日は22:00まで
Official Website: http://www.sciencemuseum.org.uk/
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