欧道紀行スペイン編:バレンシアの火祭り"Fallas(ファジャス)"-I
ポンちゃんが案内するバレンシア③
バレンシア2日目は、ポンちゃんが、バレンシアの火祭り"Fallas(ファジャス)"真っ只中のバレンシア市内を案内してくれました。
お祭りで盛り上がるバレンシアの非日常空間へ、"Vamos(ヴァモス)=Let's go!"
ちなみに、火祭りのことをスペイン語ではファジャスと称し、カタルーニャ語では、"Falles(ファジェス)"と呼ぶそうです。
まずは、何と言ってもファジャスの主役NO1、張り子の人形"Falla(ファジャ)"ですよね。 ファジャスの語源は、この張り子の人形ファジャから来てるんですネ。
町の至るところに設置された大小のファジャ、様々なデザインで作られた1体1体、こんなに大きなファジャも。 そのスケールと精巧さは半端なく凄くて圧巻です。
ファジャ専門の人形職人によって制作されたファジャは、バレンシア市内、郊外の各地区・団体毎に設置されます。 必ず、大きいの(大人部門)と小さいの(子供部門)のコンビで設置されています。 この小さい方は、"Fallas Infantiles(ファジャス・インファンティレス)"と呼び分ける様ですが、これが本当に可愛らしくて、個人的にはこちらに注目していました。
【2017 Fallas Infantiles(ファジャス・インファンティレス)/子供部門】
こちらの子供部門、テーマは"ミュージック"?と"トロイ"? 各ファジャは、現代風刺だったり、話題になっているものだったりと色々なのだそうですが...
トロイの木馬もこんなにキュート。
こちらは、風刺? 「トランプ氏に一早く追従した日本を皮肉ってます?」
町を歩いていたら、こんな展示が...
ファジャの中はこんな風になっているんですネ。
2017年のファジャ大人部門も色々と趣向を凝らしてあって眺めて見て回るのも楽しいです。
毎年、大人部門、子供部門それぞれから投票で1位が決められ、最優秀賞に輝いた作品は、その1部が"Museo Fallero(ムセオ・ファジェロ)"火祭り人形博物館に保管されるそうです。
ファジャは、お祭りの期間限定で展示され最終日には焼かれてしまう運命ですが、その制作にはほぼ1年がかり、時間をかけて丁寧に作られるとのことです。 たった何日間かのためにそれだけの労力と時間をかけるバレンシア人、凄いぞぉ~!
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