ストックホルムを旅行する前に知っておいた方が良いこと 後半
「ストックホルムを旅行する前に知っておいた方が良いこと」という記事を書きましたが、少し付け足したいと思い、前半と後半とし、今回は後半部分です。
4.ごみのポイ捨ては厳禁!
あまり知られていませんが、2011年よりストックホルムでは、ゴミのポイ捨てに大して警察が即時で違反切符を切ることができます。ポイ捨ての罰金は800クローネ(2013年夏現在で約1万2千円ほど)。今年は今までに12件、警察が罰金切符を切ったきったそうで、数としてはそれほど多くなく、取り締まりの警官が回っている訳ではありませんが、目に余る行為は罰せられるという事実をしっておくとよいでしょう。
ストックホルムの美しい町並みを前にして、ゴミをポイ捨てする人は少ないとは思いますし、町の至る所にゴミ箱がありますので、ゴミはゴミ箱に捨てるようにしましょう。
5.ストックホルムの群島や森の中では「マダニ」に要注意!
ストックホルム周辺や近郊には、脳炎を引き起こすFästingar (フェステイング:日本名 マダニ)と呼ばれるダニがいます。このマダニにさされるとボレリアやTBEと呼ばれる脳炎にかかる場合があり、重い障害を受ける場合があります。
気持ちのよいスウェーデンの夏、森などの緑の多いところへ出かけたときは要注意です。ももやわきなどの柔らかい部分を好んでさすようなので、森などで過ごされた後は、鏡の前でチェックされることをお勧めします。犬や猫などのペットがマダニを運んでくることもあります。
前にもこれについて書きましたので、ぜひそちらもあわせて読んでください。「脳炎を引き起こす「マダニ」に注意を!」
6.悪質なタクシーに要注意!
最後は、ストックホルムのタクシー事情についてです。ここ数年、悪質なタクシー運転手が問題になっているストックホルム。今年は、観光客からの苦情が相次ぎ、ニュースになりました。アーランダ空港からストックホルム市内はきちんとしたタクシー会社ならば、500クローネから800クローネほどのはずなのですが、悪質なタクシーに捕まり、2000クローネ払わされたというような話を聞きます.その他にもシリアラインの乗り場から市内まで、通常の2倍3倍払わされたという話もあります。
こういった悪質なタクシーに引っかからないために、
1.タクシーの後部座席(運転席側)の窓にある料金表を確認する。悪質なタクシーの場合、窓が開いていてこの部分が見られないようにしてある場合が多い。
2.タクシー乗り場にあるタクシーから捜す。タクシー乗り場につけているタクシーの多くはタクシー会社のものであり、客寄せに立っていて車が離れたところに止めてあるタクシーは要注意です。
3.乗る前に値段の交渉をしたり、レシートがもらえるか聞く。乗る前に値段を交渉しておくのも一つの手ですし、レシートを必ずくれるか聞いてみるのもよいです。悪質なタクシーはレシートを出してくれない場合があります。
ストックホルムにある大手のタクシー会社でわかりやすいのは、黄色いタクシーが目印の「Taxi 020 Taxi」と「Stockholm 150000」、「Taxi Kurir」があります。どの会社の名前も多少もじられて使われている場合もありますので、ご注意を!
楽しい思い出がたくさんできるストックホルムの旅になるように、旅行の前には知っておいてほしいとおもうことをお伝えしました。他にもあれば、こちらのブログで紹介しますので、時々のぞいていただければと思います。
7月お題"旅行する前に知っておいた方が良いこと"
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