特派員ブログに新企画☆
実は月に一度、全特派員ブログに「同じテーマで記事をアップしよう」という新しい企画が
昨年から始まっているのですが、先月の特集では“どんな男性がモテる?(世界各国編)”が
テーマになりとても話題を呼んだそうですね。^^
なんだかこの企画とっても面白そう!ということで
私もできたら毎月同じテーマに沿った記事を書いていこうと思います!
(絵・荻原杏那)
さて、今月のお題ですが“マナーとルール”です!
今日は、「中国ではタブーなルール」を色々ご紹介していきたいと思います♪
欧米や日本にはない中国ならではのマナーをここで紹介します!
まず一つ目は、奥さんの容姿を褒めないこと。
日本では奥さんの容姿を褒めるのは礼儀として日常的な光景。しかし中国の場合、
その行為が誤解を生じてしまう場合があります。例えば、結婚したばかりの友人宅に
招かれた際、そこでうっかり相手の奥さんの容姿を褒めてしまうと、
自分の妻に接触を図ろうとしているのではないか?
と誤解される場合もありますので注意が必要です。(中には気にしない中国人の方もいます^^;)
二つ目、テーブルマナーで気をつけること。
レストラン等で席に着く際に最初から一番奥の席に座るのは無礼。
中国では、ドアから見て一番奥の席を身分が高い人に座らせるというマナーがあります。
また食事の際は自分より先に相手に食べさせたり、
相手やお隣の方のお皿に食べ物をのせてあげたりするなど
そういった気配りも中国の食事のマナーといえます。
そういえば以前知人から聞いたのですが、カップルの前では
果物の梨(ナシ)を切らないそうですね!‘梨を切る’は中国語で分梨(フェンリ)と言うのですが、
別れる、離別という意味である「分离」(フェンリ)の発音に近いため、
カップルの目の前で梨を切ることはタブーなのだそう。また、中国では
傘もギフトとして贈ってはマナー違反で、こちらも分离という意味を持つからだそう。
あとは年始の初日である元旦に中国の家庭ではゴミ箱を空にしておかない風習があるそうですが、
これは家の中にある「富」を外に出さないことが目的で、不注意で資源や財産を捨ててしまわないように
万が一に備えて一日だけ空にしておかないという面白い習慣が中国にはあるんですね。
三つ目は贈り物について。時計を人に贈らないこと。
時計を送る事を中国語で“送种”と言いますが、
この「送种」という音が「送终」(生涯を終える)という言葉に近いため
時計を贈り物として人に渡す事はタブーになっています。
そしてこちらも知って頂きたいのですが、中国人男性が緑色の帽子をかぶらなかったり
中国で緑色の帽子を送ってはいけない理由がありますが、これは明代初期に
妻が浮気をした夫は見せしめとして‘緑の頭巾をかぶらなければいけない’という
法律が定められていたことから、現代までその言葉が残っているとのことです。
そのため載緑帽子(緑の帽子をかぶる)というのは
「妻を寝取られた男」=「オレの女房は浮気している」という意味をもちますので
緑の帽子をかぶせられることは不名誉なことで、
相手を侮辱することになりますので注意が必要です。^^
以上、中国ではやってはいけないタブーなことをいくつか挙げましたがいかがでしたか?
もし今後も何かあればブログに載せていきますね☆
(絵・荻原杏那)
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