ボランティア
皆様、お久しぶりです!
今日ご紹介するのは、美しい「三江」という場所。
三江は、中国南部に位置する広西省チワン族自治区の柳州市にある自治県で、
そこで先月ボランティアで訪問し、現地へ実際に行って現地の人と交流する機会があったので、
自分の目で見て肌で感じたものをここで少し共有できればと思います。
広西省と聞いてピンとこない方がいらっしゃるかもしれませんが、
絵のように美しい風景に恵まれた世界的な有名観光地である
桂林と同じ省に位置します。三江には、トン族(中国語:侗族)という
少数民族が住んでおり、特産物はお茶が有名です。
今回のボランティアは、三江周辺の小さな村に住む一部の少数民族の子供達の
教育支援に関するボランティアで、対象は、片親や身体障害者、両親がいない、
災害に遭遇して家がない等のさまざまな影響下にある子供たちです。
勉強がしたくても教育費が払えないといった子供たちを対象にスポンサーをつけ、
教育を支援するプロジェクトです。
子ども自らが学びたいという勉強意欲を生かし、
彼らの夢に向かって将来、少しでも多くの希望と可能性を与えることが
できるようにすることが私たちの目標です。
桂林から車で3時間の所(約150キロ)にその三江があるのですが、
三江からまた車で2時間程行くと、子供達の家がある山奥の農村に到着です。
車の外から見える景色は、遠くの山々まで見渡せて息をのむほど絶景でした。
ここも辺り一面、美しい茶畑が広がります。
上海から来た私にとって、空気も新鮮でおいしい!
さて、5時間かけてようやく村に着きました。
車が入れない険しい丘の上に家が建っているため、階段もない
45度の土の崖を登って斜面を下り、歩いてそこまで行かなければなりません。
なんとかお互いの手を取り合い、最初の目的地に無事、到着。
こちらのお宅では、お茶の焙煎業を営んでいます。
お茶のいい香りが部屋中に広がります。
笑顔溢れる村のかわいい子供たち。
今回は事前に、子供達はキャンディーが大好きだと聞いていたので、
上海から5キロの飴を買って持っていきました。
甘いキャンディのおいしさを知った子供達が群がります。
思っていた以上に喜んでくれたので、上海から炎天下の中
持ってきた甲斐がありました。嬉しいです。
勿論、お婆様たちにもお渡しします。
村の人たちはいつも満面の笑顔で、見知らぬ私たちに対しても
温かくおもてなしをして頂けました。皆、本当に心優しい人たちです。
勉強をしたくても十分に教育費が払えない彼らは皆、将来少しでも
良い生活ができるよう毎日毎日を精一杯生き、家族のために
一生懸命若い頃から働き、貧しくても困っている時は
お互いを助け合い、いつも笑顔でいるのが印象的でした。
また、私たちがいつも当たり前のようにしていることは、必ずしも
当たり前ではなく、私達は恵まれているということ、周りの物や
身近な人にも日ごろから感謝しなければ
いけないということを改めて気付かされました。
少数民族の衣装スカートを作っているお婆様を見つけました。
白い液体のようなものをスカートの生地に付けているのですが、
なんと、この白い物体は豆乳らしいです。
豆乳を生地につけることで、硬いスカート生地を作るのだそうです。
興味深い。
さぁ次ですが、これは何でしょう??
正解は、、、
タバコです。
トン族の民族衣装。
とても綺麗です。
まだまだ、続きます。
Beautiful people in beautiful place. Live each day to the fullest and we need to appreciate every single things around us also from our daily life that's what I learnt from this volunteer project in Sanjiang, Guanxi province in China. I miss there already!
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