サマータイム(夏時間)開始

公開日 : 2001年10月27日
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シドニーでは、今夜寝る前に忘れてはいけないことがある。時計の針を1時間進めることだ。サマータイムの開始である。正確には10月28日午前2時の時点が午前3時となる。サマータイム開始が何となくうれしいのは、これを境にシドニーが本格的な夏に向かうからだと思う。3月最終日曜日に針を1時間戻すまでの5ヶ月間は、平均最高気温が20度を下ることはない。シドニーっ子にとってアウトドア三昧の日々の幕開けなのだ。この間、日本との時差は2時間となる。ちなみにこのサマータイム、オーストラリアでは、DST(Daylight Saving Time)と呼ばれている。州によって実施するところとしないところがあり、実施期間も州によって違うことがあるので、国内を移動する場合は注意が必要だ。実施する州は以下の通り。*( )内は州都●ニュー・サウス・ウェールズ州(シドニー)と首都特別地域(キャンベラ)●ヴィクトリア州(メルボルン)●タスマニア州(ホバート)●南オーストラリア州(アデレード)実施しない州は、●クイーンズランド州(ブリスベン)●西オーストラリア州(パース)●ノーザン・テリトリー(ダーウィン)の2州1地域となっている。オーストラリアには東部、中央部、西部に分かれた3つの時間帯があり、普段の日本との時差はそれぞれ、+1時間、+30分、-1時間となっている。サマータイム実施中は1時間プラスとなるので、その間のシドニーと、サマータイムを採用していないパースとの時差は同じ国内で3時間もある。慣れていないと考えても混乱するばかりなので、空港に到着したらまず地元の人に「今何時?」と聞いてみることを旅行者のみなさんにはお勧めする。

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