イマドキの平均的オーストラリア人像、シドニーっ子像
昨日の記事で書いたように、国連加盟国並みのバラエティに富んだ「オーストラリア人」を目の当たりにしつつ、日々暮らしていると、「いったいオーストラリア人って、誰のこと?」と思ってしまいます。
ちなみに、オーストラリアの国勢調査には、先祖を問う質問が含まれています。以前の調査では、何世代も遡って5つも6つもルーツを挙げる人がいましたが、最新の2006年の調査では、2世代前まで、つまり両親と祖父母について、1つまたは2つを答えるように指示されていました。トップのオーストラリアの後、イギリス、アイルランド、スコットランド、イタリア、ドイツ、中国、ギリシャ、オランダ、インドと続く先祖の系統は、ヴラフ(73人)、アチェ(75人)、マサイ(39人)、ティグレ(21人)、フツ(12人)……と、250以上もあり、オーストラリアの家庭で話されている言語は、なんと400種類以上にのぼるそうです。
この人種や文化のモザイクこそが、まさに現代オーストラリアを形作っているわけですが、国勢調査から浮かび上がる平均的オーストラリア人像、シドニーっ子像は、↓こんな感じです。
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さらに、オーストラリア人の5人に1人が住んでいるシドニー広域地域の最頻値に注目してみると、
・30代
・女性
・結婚している
・子どもはいない
・2人暮らし
・仕事をしている
・両親が外国生まれ
・英語以外の言葉を話す
・家にブロードバンドがある
・1年前と同じ場所に住んでいる
・住宅ローンを払っている
……って、もしかしてわたしのこと!? この街では、オーストラリア生まれがマイノリティになる時代もそう遠くないのかも。
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