WYD開催中、シドニーのホテルはガラ空き?

公開日 : 2008年07月07日
最終更新 :

過去にない規模の大イヴェントなんだから満室間違いなし、と予想したシドニー市内のホテルは、ワールド・ユース・デー(WYD)開催中の宿泊料金を普段より高く設定していたところが多かったのですが、フタをあけてみると、期間中の平均客室利用率は全体で30%前後と例年の4割ほど。稼働率を上げるために、高級ホテルも値下げに踏み切っているので、この時期シドニーに滞在される一般旅行者の方は、アップグレードを検討してみてはいかがでしょうか?

7月末頃までは、特別割引料金やサービスを提供しているアトラクションやレストランなどもたくさんあります(一部登録やID要)。

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(c) WYD 2008

ホテル不振の原因は、一般の旅行者がこの時期を避けただけでなく、巡礼者の大半が学校や教区の施設に泊まったり、ホームステイするため。7日間の宿泊や食事と交通費、それから保険、ビザをセットにした手頃な巡礼パッケージも用意されていて、各国の所得水準及び地域によって、A$50、A$140、A$245、A$395の四段階に分かれた料金設定になっています。

巡礼グッズなるものも飛ぶように売れたようで、公式サイトからリンクされているショップで発売されているペグ不要の一人用テントや寝袋、マットなどは、続々と売り切れになっていました。……というのも、ワールド・ユース・デーの最後のミサの前夜は、星空の下で過ごすのもごくフツウのことなのだそうです。

19日の夕の祈りと翌20日の教皇ミサが行われるのは、40万人収容可能なランドウィック競馬場(←600頭以上の馬はすでに避難済み……)。近くのセンテニアル・パークと合わせて最大60万人まで参加できるように、万全の態勢が整えられています。シドニーは冬真っ盛りですが、どうやら野宿者数の最高記録更新は間違いなさそうですね。

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