シドニーで遭遇するかもしれない「ちょっと困ったこと」

公開日 : 2013年07月10日
最終更新 :

こんにちわ!

今回は、シドニーに旅行する前に頭に入れておいたほうが良いことをいくつか書いてみたいと思います。

シドニーは本当に住みやすい街だと自分は思います。天候は温暖ですし、天災もほとんどありません。でも、都会ならではの困った事もあります。

まずは、タクシー。ホテルで働いている関係上、タクシーに関する苦情をしばしば受けます。遠回りされて高額を請求された、というケースが一番多いですね。ただ、「ぼったくられた!」と思う前に頭に入れておいて欲しいのは、こちらのタクシードライバーは割合最近この国に来た移民が圧倒的に多く、シドニーの道路事情に通じていない人が結構いるということです。まあ最近はカーナビもあるし、「タクシードライバーならそれくらい知っておいてよ!」と言いたいですが、悪気があってぼったくっているドライバーはそれほど多くないということをご理解ください。でも、「これはどうしてもおかしい!」という場合は、例えばホテルに帰ってきた場合なら、料金を払う前にホテルのスタッフを呼んで確認する、タクシーの番号を控え、レシートを必ずもらう、といったキッパリとした態度をとることをおすすめします。

それから電車。これは日本と比べると月とスッポンの差がありますねえ。車両のコンディション、ダイヤの正確さ、運行頻度などなど...。まあそういった点はお国柄の違い、と笑って済ませることができるかもしれませんが、困るのは週末に路線を全部止めて、保守点検(Trackworkといいます)をすることがしばしばある点です。特に、帰国する際に飛行場まで電車で行こうと思っているような方は、そのTrackworkが行われていないか事前にチェックした方がいいですね。その際には代替バスが出ていますが、時間も手間もかかるので、値段はかかりますがタクシーに乗って行ったほうがいいと思います。そのタクシーがたまたまダメなドライバーだった際の責任は取りかねますが...。

置き引き:これがけっこうあるんです。しかも、ホテルのロビー、朝食のレストランなどをターゲットにしているプロがいるんです。シドニーの大きなホテルで、被害にあっていない所は残念ながらないと思います。こういった人は、割合きちんとした服装をして誰かを待っているようなふりをし、旅行者が自分の鞄をおろそかにするのをうかがっていて、ちょっとの隙をついて取って行ってしまいます。ホテルの建物の中だと思って安心するかもしれませんが、よく考えてみると、ホテルのロビーには誰でも入れますからね。

こういったことは、身体が危険にさらされるわけではないにせよ、実際に遭遇すると楽しい旅行が台無しになりかねません。あまりガチガチに緊張する必要はありませんが、こんな事もあるかもしれない、ということを頭のどこかに留めていただければ、と思います。

(7月お題"旅行する前に知っておいた方が良いこと")

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