シドニー(オーストラリア)の交通標識

公開日 : 2016年04月08日
最終更新 :

日本と同じ左側通行のオーストラリア。交通標識も日本と似たものが多いですし、書かれている英語表記もシンプルなやものが多いので、歩行者としても、車を運転する場合でも比較的分かりやすいのではないでしょうか。

それでも、日本とはちょっと違った標識などもあるので、まとめてみました。

横断歩道

日本と大きく違うのは横断歩道の表示でしょう。こちらでは、歩行者信号のある交差点には白黒のゼブラサインは道路に描かれていません。下の写真がその一例です。日本よりすっきりして見えるかもしれませんね。

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これに対して、ゼブラサインが描かれている場合は、その場所は歩行者優先で、車は必ず一時停止をしなければなりません。運転者に対しては、横断歩道の手前に鮮やかな黄色の標識が出ています。下の写真を見るとお分かりになると思います。

DSC01962.JPG

日本と同じような感覚で歩行者が立ち止まってしまうと、車も動けず、いわゆる「お見合い」状態になってしまいますのでご注意を!とは言っても、たま~にですが一時停止を無視する、またはうっかり見逃すドライバーもいますので、横断する際には車が徐行しているかどうか、ちょっと注意を払ってください。

路上駐車

日本では野放し状態の路駐ですが、こちらでは基本的にラッシュアワー以外の時間帯はなるべくOK、というスタンスのようです。ただ、その規定がとても細かい!この写真のような表示を読んで理解しなくてはいけないのですが...読み解くだけで5分くらいかかりそうですね。

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この写真では、最初のサインは、もちろん「違法駐車はレッカー移動します」という警告。次のサインは、「車のお尻を歩道側に、60度の角度で駐車のこと」と、駐車方法を指定しています。その下が、駐車できる時間帯と、最大で駐車できる時間の表示。この場所は、表示されている日時であればパーキングメーター(写真左側の「P」と書いてあるのがマシン)で、最大2時間ないし4時間駐車できるということ。その時間外は無料で駐車できます。

また、違反駐車については警官ではなく、市や町(こちらではカウンシルといいますが)のスタッフが取り締まりを行っています。結構まめに見回っていますので、「ま、だいじょうぶだろう!」なんて考えない方がいいですよ!

車を運転する予定の方も、歩行者の方も、交通標識にしたがって、安全な滞在をされますように。

(4月お題"交通標識")

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