台湾新幹線

公開日 : 2007年12月23日
最終更新 :

まだまだ新しい台湾高速鉄道(=台湾新幹線)は、2007年1月5日に開通したばかりだそうだ。

オレンジと灰色のデザインが特徴の台湾新幹線は、高速道路から一瞬だけ見たことがある。

日本の技術が認められ、採用されているため日本の新幹線にそっくりだそうだ。

海外で頑張る日本の技術。日本人として誇らしい気持ちになる。

鉄道を楽しむ旅には、駅弁が不可欠なので

台北駅の弁当屋で「新幹線弁当」を購入。

弁当箱は紙製なので残念ながら持ち帰り弁当箱にはならないけれど

十分に気分を盛り上げてくれる。

準備を万全にして、発券機へ。

今回は思い切って「ビジネスシート」(=グリーン車)のチケットを購入。

駅弁を堪能しながら車窓からの風景を、ゆったりシートで楽しむことにした。

台北駅の新幹線ホームは、開通してまだ1年もたっていないので

ピカピカで綺麗。新幹線も最新型。

台北駅を出発してしばらくはトンネルで、それを抜けるとすぐに田園風景だった。

その頃、車内販売が・・・と思ったところ、

ビジネスシートの客には、紅茶orコーヒーとナッツのおやつが無料で

振舞われることになっているようだ。

網ポケットには、新幹線雑誌(創刊号)も入っていた。

飛行機みたいで嬉しい。

車窓の風景は次々と移り変わる。

椰子の木や、バナナの木、サトウキビ畑と、水田、中華風の寺廟、

岩肌の多い山々・・・、幅広の川は日本の川よりは水量が少なく、大きな石がごつごつしているようだ。

コーヒーを片手に、珍しい風景をぼんやり眺めていると、平日の疲れも消えてしまう。

そして・・・駅。

駅のホームは新しく、ピカピカで、デザインも洗練されていて、

建造物として車窓から見ているだけでも気分がいい。

開通1年目に乗車する醍醐味かもしれない。

DSC_0013.JPG

2時間弱で終点の高雄駅に到着。

高雄駅もまた建造物として見ごたえがある。

駅というよりは、空港にいる感じだった。

鉄道の開通というのは、街が変わるほどの一大事。

台湾を縦断する高速鉄道の開通の喜びが残るうちに

旅が出来たことは、忘れ得ぬ思い出になりそうだ。

※台北→左営駅(高雄駅から普通電車で約10分)新幹線ビジネスシートで2440元(約8500円)

※ちなみに高雄→台北は、飛行機では、1090元(約3800円)と安い

台湾新幹線(地球の歩き方MOOK 2008-2009 台湾の歩き方p110-111参照)

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