【最終回】タシケント空港からさようなら!
Assalom alaykum! 皆様こんにちは!タシケント特派員の齋藤です。
さて、2014年11月から1年5か月、続けてきたタシケント特派員ブログは今回で最終回となります。
思えば開始当時、「すでに現地語をある程度習得していて、なおかつ大学院生という、駐在員や大使館員のようなハイソな立場とは違う視点から、マイナーな地域を紹介していったら面白いのではないか」と考えたのが、連載を始めた動機でした。この当初の目的が果たせたかどうかは読者の皆様のご判断にゆだねたいと思いますが、特派員本人としては、思い残すところはあまりない、というのが、率直なところです。
では最後に、タシケント空港の最新事情について報告し、本ブログを閉めたいと思います。
・タクシー乗り場付近にバーがOPEN
到着ゲートから出た、白タクドライバーがたむろしているあたりに最近、軽食やドリンクを売る簡易なバーができました。タシケント空港は飲食店がかなり少ないため、この調子で充実を図ってほしいものです。
・出発待合ロビーでプロフの缶詰の販売開始
ウズベキスタンの国民食であるプロフが缶詰めになってタシケントで販売され始めたと、ひところ日本の中央アジア業界で話題になりました。
このプロフの缶詰、タシケント空港の出発待合ロビーにある売店でも売られるようになったようです(写真はタシケント市内のスーパーで撮影)。
食べるときは缶ごと湯せんにかけるか、中身を皿にあけて電子レンジで温めます。ウズベキスタン土産にいかがでしょうか?
・タシケント空港の「CIPラウンジ」
ビジネスクラス及びファーストクラスの乗客が利用できるラウンジです。中ではアルコールを含む飲み物が無料で、軽食もとることができます。
特派員は、これまでの度重なるウズベキスタン渡航でたまりにたまった大韓航空のマイルを利用して、今回の帰国ではビジネスクラスにチケットをグレードアップし、CIPラウンジを利用することができました。
出発間際、ラウンジでのんびりワインを飲んでいたのですが、ボーディングの時間が近づいても周囲の客はまったく焦る様子が見えません。慌てて登山リュックとドタールを抱えて搭乗口に向かおうとしたところ、女性のグランドスタッフが、「ミステル(ミスター)、大丈夫です。エコノミーのお客様が搭乗を完了した後に、ゆっくり別の搭乗口からご案内しますからね」。ラウンジを見回すと、皆さん、慣れていらっしゃる様子で、ゆっくり談話していたり、英字紙を読んでいたりしていました。これを見たとき、特派員は、「ああ、やっぱりハイソな方々は俺とは違うのだなあ」、と実感したものでした(笑)
本ブログが、中央アジアへの関心を持つきっかけとなり、ウズベキスタンへ旅行する際の一助になれば幸いです。
それでは皆様、
Xayr, salomat bo'ling!
(さようなら、お元気で!)
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